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墓石の色と種類を知り墓石建立の参考に!

  
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公営墓地に当選したので石材の種類を考えている。

産地によって石質は違うの?

石材にはどの様な色があるの?

など墓所建立を具体的に考えている方、近い将来考えている方は気になりますよね。

墓石の色と種類を知り墓石建立の参考に!

の記事をご覧いただきありがとうございます。

管理人のセイクredと申します。

この記事では

墓石の色

墓石の産地

墓石建立時の石材の選び方

の内容についての記事となっています。

今後すぐに墓石の建立を考えている方、今後の参考までにお考えの方は是非参考にしていただければと思います。

墓石の色

墓石の色
墓石には色々な色の種類がありますが大きく分けて

  • 白系
  • 黒系
  • 赤系
  • グレー系
  • 緑系
  • マルチカラー系

に分けられるかと思います。

厳密分けるともっと数があるのですが、主要なところがこの6種類になるかと思います。

黒石は縁起が悪い?

お墓の墓相の話になると必ず出てくるのが、

墓石に黒石は墓相学的に良くない

ですね。

なんでも災害や災難に遭いやすくなったり、しまいには身内に犯罪者が出るらしいのです。

ガクガク・・・ブルブル・・・。

そんなわけはありませんね。

そんなこと言ったら、日本全国犯罪者であふれかえってしまいます。

日本各地で石は取れますが、黒御影が多く取れる東北では黒御影石でお墓を造っている人が多いですし、大島石や庵治石などで有名な関西では白御影石が多く取れますので、墓石も白御影石で造っている人が多いのです。

墓相と言うものは手相や人相などの様な確立論なのです。

信じたい方は信じればいいのではないでしょうか。

墓石の産地

墓石の産地
墓石の産地には世界各国ありますが、日本で墓石として使用されている主な世界の地域は中国、インド、アフリカ、北欧、日本です。

その他ではアメリカやパラグアイ、ポルトガル、フランスなども産地となっています。

産地による特徴

中国

世界中から石材が集まり、石材加工の一大生産拠点となっています。

又、加工だけでなく、福建省を中心とした採石場が中国各所にあり、採掘、加工と一貫生産することにより墓石だけでなく、建築用石材などの加工でも世界一の生産拠点となっています。

中国産の石はG〇〇〇と番号で呼ばれ各石材店での共通番号となっています。

その数は数えきれないくらいにあるわけですが、ここの丁場のこの石目はG〇〇〇と言っており、天然の物なので、全ての石材が同じ石目と言うわけにはなりません。

採石する場所により微妙に石目は変わってきます。

中国産の石材は全体的に吸水率が高いものが多いようです。

吸水率が高いと、それだけ水を吸いやすくなってしまうということですので、他の産地の石材に比べるとあまり硬質ではないということです。

しかし中国は加工代が他国より安いので世界中から石材が集まり加工しているのです。

我々が普段利用する駅の壁材、床材、トイレなどほぼ中国産の石材が使われています。

また店舗の床材としても多用されており、チェーン店などではイメージの統一からか全て同じ中国産石材を使用している所もあります。

石の色は白系黒系緑系およそすべての色味がそろっています。

インド

インド産は硬質な物が多いのが特徴で、主に黒石や緑石など色石系での評価が高いようです。

全体的に吸水率が低く石塔などにはこのインド産を選べば問題ないのではないでしょうか。

私個人の感想ですがこのインド産が一番好きでおすすめしています。

その訳は値段もそこそこの割に硬質で吸水率が低く、石材として使われてきた長い歴史もありますので、安心感があります。

アフリカ

基本的にインド産とほぼ同じ様な特性を持っています。

石目は青い結晶が入っているものや、マルチカラーなど個性的な石材が人気となっています。

北欧

主にスエーデン、ノルウェー、フィンランドなどから良質で硬質な石材が取れます。

特にスウェーデンで取れる黒御影石のファイングレーは世界中の黒御影石の中では質、色とも最高級とされておりますが、希少性もあり非常に高価となっています。

日本

一昔前までは墓石は日本で採石し、日本で加工していました。しかし高度成長期時代になると人件費の高騰もあり、徐々にその生産拠点が中国に移ってしまったという経緯があります。

しかし完全に石材が取れなくなったわけではなく、今でも日本各地色々な丁場があります。

日本産で有名どころと言うと、福島、茨木、山梨、神奈川、愛知、岡山、香川、愛媛、福岡、佐賀など日本各地にあります。

国産の特徴といいますと、残念ながら国産だから特にいいと言うわけではありません。

吸水率でいいますと、インド産やアフリカ産の方が低いのです。

その代りと言ってはなんですが、日本産の特徴はズバリ

石目の味

に尽きるのではないでしょうか。

日本国内では西の庵治、東の本小松と言われております。

庵治は香川が誇る日本の白御影石のトップブランドですが、その特徴として

「斑(ふ)」が浮き出ることです。

模様の様なもので、一目で庵治だとわかるその優しい石目は世界中探してもないのではないでしょうか。

本小松にしても、硬度は低く、吸水率も高いのですが、それが転じて色々な模様が浮き出てきます。

新品の時はわからないのですが、年数を重ねてゆくたびにだんだん模様が浮き出てきます。

この様に日本産は世界の石材には無い、独特の味があります。

墓石建立時の石材の選び方

墓石建立に当たって大事なことはまず形から決めることです。

寺院墓地や公営霊園では墓石の形状に制限がある場合があるからです。

寺院墓地によっては和型墓石のみの場合がありますし、公営霊園では墓石の大きさに決まりがあり、洋型しかダメな場合もあるからです。

その形によっては良く合う色や反対にイマイチ合わない色もあります。

具体的に言いますと

和型の様な直線で形成されている形には白系や黒系が良く映えますが、ピンク系の石材は正直違和感があります

対してデザイン墓石など曲線で構成された形状ですと、白系よりピンク系や赤系、黒系などの色石が良く映えます。

この様に形から決めていった方が墓石建立の際スムースに進める事が出来るコツとなります。

産地のオススメとしてインド産を推す理由は?

以上がこの記事で伝えたかった事となります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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