お墓参り作法の基本は地域によって違う!

お墓参りに小さい頃から親やお爺ちゃんなどに連れられている方ならお墓参りの手順ややるべき事、やってはいけない事などを教えられ、大きくなってもお墓参り時に戸惑う事はそれほど無いのかもしれません。

しかし親戚付き合いがあまりなく、お墓参りそのものに行ったことがほとんど無いという方もいらっしゃいます。
そのような方がいきなりお墓参りに行っても戸惑うのは当たり前です。

  • お墓参りにはそもそも何を持って行くべき?
  • お墓参りの手順がわからない
  • お供物置いてっていいの?
  • 故人がお酒好きだったから石塔にかけてあげてもいい?

などよくわからない事がたくさんあるようです。
お墓参り作法の基本は地域によって違う!の記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。

この記事では

  • 一般的に言われているお参り手順
  • お墓参りに持って行くもの
  • お墓参りの作法にはこれが絶対正しいというものはないけど・・

の内容となってりますので、お墓参りがよくわからない方も、良く知っているつもりの方も目を通していただければと思います。

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一般的に言われているお参り手順

一般的にお墓参りでの基本的な手順としては

  • お墓の敷地内に溜まった枯葉やごみ、雑草をキレイに抜く
  • 墓所内に植木がある場合は切りそろえる
  • 外柵(巻石)、石塔、花立、香炉の清掃
  • 生花を適切な高さに切り活ける
  • お供物をお供えし
  • お燈明、お線香を付けお参り
  • 大体はこのような流れになるかと思います。

    お墓参りに持って行くもの

    お墓参りに持って行く小道具は100均などで売っている蓋つきの透明ケースなどを利用しセットしておくと便利です。

    そしてお参りでお供えする場合は五供(水、線香、生花、お供物、燈明)が必須となります。

    • 花切バサミ
    • 枝切りバサミ
    • ライター
    • 線香
    • ロウソク
    • 生花
    • 雑巾
    • ブラシ
    • ほうき・チリトリ
    • お供物

    などですが、ハサミや雑巾、ブラシ、ライター、チリトリ・ほうきなどは霊園によっては貸出していますので、事前に電話で確認すると身軽にお墓参りに行けます。

    又、夏ですと日焼け止め、帽子、虫よけスプレーなどが必要となります。

    お墓参りの作法にはこれが絶対正しいというものはないけど・・

    水をかける
    お墓参りの作法は地域によってかなり違います。全国各地全て同じわけではありませんので、その地域のやり方に合わせるのが一番大事です。

    水をかける?かけない?

    これはよく言われることですが、

    「家の田舎では必ずお石塔の上からヒシャクで水をかけてあげていた」

    「いやいや家では絶対に水をかけてはいけないと言われてきた」

    どちらが正しいと思いますか?

    答えはどっちでもいいのです。どちらが正解と言うものではありません。

    水をかける派は

    • お清めとして、
    • 渇きに苦しまないよう、
    • 餓鬼道に落ちたかもしれないご先祖様の喉を潤す

    などそれぞれの理由から水をかける。又はよくわからないけど親がそうしていたから自分も真似しているだけの方が多いのではないでしょうか。

    かけない派は

    • 御先祖様に冷や水を浴びせる行為だ
    • 石塔の竿部(一番上)は人で言うと頭。頭から水をかけられたら自分はどう思う?
    • 墓石が痛む

    これもそれぞれ言いたい事もわからなくはないのですが??がいっぱいですね。

    私は基本的にはかけても良いのでは派なのでかけない派の言っている事がよくわかりません。

    石塔を人に見立てるというのはいかがなものかと?

    墓石が痛むからかけない方が良いというのもどうかと思います。墓石は屋外にあるものですので、常に雨水にさらされているわけですので水をかけても同じことです。

    しかし実際古い石塔をよく見てみると細かい亀裂(クラック)が入っているものも少なくありませんので、冬季凍結などでクラックに入り込んだ水が凍結、膨張し少しずつ亀裂が大きくなる可能性があるので注意の意味で水をかけると痛むと言い出したのかもしれませんね。

    しかしいずれにせよこれらは地域によっても、家庭によっても、個人によっても違いますので周りのやり方に合わせるのが一番の作法なのではないでしょうか。

    お供物を置いていく?

    カラス
    故人の好きだった食べ物、好物の団子、好きだったお酒、愛用のタバコなどお墓参りの時にお墓にお供えする。
    お参りに来てくれた上にさらに大好物もお供えしてくれたら故人はどれだけ喜ぶことでしょう。最高のご供養なのではないでしょうか。

    しかしそれらお供物はお帰りの際には持ち帰る事が基本の作法となります。

    お彼岸やお盆の後に霊園内を歩いていると、あちこちでお供物の残骸がちらばっています。

    主な犯人はカラスです。

    カラスは基本何でも口にしますので、見つけ次第食い散らかします。
    その場で食い散らかすのだったらまだいいのですが見ていますと大体ある程度咥えたら別のお墓の上に止まって食べます。そうなると自分のお墓だけでなく周りのお墓も汚すことになり、近所迷惑な事になります。

    本人はご先祖様に喜んでいただこうと思っていても、喜ぶのはカラスだったりするのです。

    そして缶ジュースや缶ビールなども大変なことになります。
    カラスはもちろん字が読めませんので、とりあえず中身を確認するために突いて穴をあけ内容物を確かめます。
    それをお墓の上でやられると、お墓がべとべとになってしまったり着色したりしてしまいます。

    カラスは本当に頭が良いので遠くからあなたが置いて行ったお供物を見ており、いなくなるとすぐに飛来してきます。

    又、カラスならまだしももっと危険な動物もいます。昨年日本各地で甚大な被害をもたらしたです。
    都会の霊園ならその心配はありませんが、郊外型の霊園ですとお参りで置いて行ったお供物の匂いに引き寄せられ山から下りてくるかもしれませんのでとても危険です。
    熊の生息範囲は山の中だけでなく人里近くにまで広がってきているようなので、お墓には食べ物があると思わせない事が大事になります。

    お供物を置いていくという行為は自分だけでなく他人も危険にさらすような事になりかねませんので、必ず持ち返るのがお墓参りの作法です。

    私だけでなく郊外型の霊園で働く人達にとって最も怖いものはお化けではなく熊なのです。

    以上がこの記事で伝えたかった事となります。

    最後までご覧いただきありがとうございました。

    お墓に水をかけてもいいのですが帰る前には必ず水分を拭き取る事をおすすめいたします。

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