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墓石各部の名称と形状とそれぞれの特徴とは?
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墓石の名称と形状とそれぞれの特徴についての記事をご覧いただきありがとうございます。
お墓の用意を近いうちにお考えの方はいろいろなことが気になりますし解らないことも多々あるのではないでしょうか。
お墓の構造や造りや付属品などのことをしっかりと理解したうえで墓石契約に臨んでいただきたいものです。
どの様な形があるの?
お墓の各部名称がわからない!
それぞれの形のメリット、デメリットは?
などとお考えの方に現役石屋の私セイクredがお答えしていきます。
この記事では
お墓各部の名称
お墓各部の形状
それぞれの形の特徴
についての記事となります。
この記事を読んでいただくことによって、より良いお墓造りのヒントになればと思いますので、是非ご覧下さい。
お墓の種類
お墓には石塔部分と外柵部分とに分けられますが、地方によりその形状は随分と違ってきます。
雪の多い北国と雪の降らない暑い南の沖縄とでは単にお墓と言っても全く形が違いますので、ここでは関東地方で一般的なお墓の形で説明いたします。
石塔
そのお墓のシンボル的存在のメイン構造物がお石塔です。
お石塔の形は大きく分けて
- 和型
- 洋型
- デザイン型
の3種類に分けられるかと思います。
一昔前日本では和型と呼ばれる形しかありませんでしたが、時代と共に西洋風な形である横型のオルガン型と呼ばれる安定感のある横置き石塔のことを和風とは違うと言った意味で洋型と呼ぶようになり、区別するために和型、洋型と形が発展していきました。
そして石材加工技術の発達から今までの直線だけではなく曲線や複雑な形でも加工出来るようになりました。
それに伴い、近年ではCADを用いた設計により、複雑な曲線はもちろん、お客様のご要望に沿った提案が出来るようになり今までには無かったような独創的なお石塔が増えてきました。
例えば
ピアノの先生だったらピアノ型の墓石
ゴルフが趣味だったらゴルフをモチーフにした墓石
山登りが好きだった方なら、山の形や墓石彫刻で山の風景を彫る
など他種多様なオリジナリティー溢れるオンリーワンの墓石。
それらをデザイン墓と呼んでいます。
そして最近のデザイン墓には石材のみではなく、石材+ガラスだったり、石材+空間、石材の石種の違いのコントラストなど様々なアイデアで自分らしい想いのお墓を形造る事が出来るようになっています。
和型各部名称と形状
①石碑(竿石)
正面に〇〇家之墓などの家名を彫る場所になります。
裏に建立者名を彫ることが多いようです。
通常サイズが8寸(約24センチ)、大きめの9寸(約27センチ)大きい尺角(約30センチ)など墓所の広さに合わせましょう。
②上台
竿石をしっかりと支える上台には大きく家紋を彫ると立派で映えます。
③中台
墓石部材単体としては最大にして最重量なのがこの中台となります。
上面には水はけを良くするために水たれ加工を施す事が多くなっています。
④芝台
墓石最下部に位置し墓石自体の高さを出す役目や重い石塔の重量を広範囲に分散させる役目などがあります。
⑤水鉢
御先祖様や故人にお水を供える為にくぼみになっています。お参りの際は綺麗に掃除しましょう。
稀に勘違いしてここに線香を置く方がいらっしゃいますが、違いますのでやめましょう。
⑥花立
生花を飾る花筒です。
現在では主にステンレス製となっていますので、靴洗いブラシなどで内側も綺麗になります。
ネジ式タイプと落とし込みタイプとに分かれています。
⑦香炉
以前は線香立と言って、1対で立てるタイプでしたが、雨などでは消えてしまったり、線香灰が周りに飛び散るなど景観上よろしくないので現在は屋根、壁のある香炉に線香皿を置く横置きタイプとなっています。
⑧拝石
関東のお墓では納骨室の蓋の事ですが、関西では拝む際に足を乗せる場所の意味となります。
和型墓石の特徴
寺院墓地では統一感と景観を損なう事が無いよう、この和型指定の所も多くあります。
しかし時代からか、以前は和型のみしかダメだった寺院でも洋型が可になっている所もあるようです。
この和型の特徴は一言でいうと計算された形式美にあるのではないでしょうか。
中台、上台、竿部の絶妙なバランスが見るものに安心感をもたらすようで、お墓といったらこの和型と言う人はいまだに多いのです。
通常私たちは正面ややや下からお石塔を見上げますので、真上からお石塔を見ることは少ないと思いますのでこちらをご覧ください
和型の形式美の意味がおわかりになると思います。
洋型各部名称と形状
①石碑(竿石)
和型と違い普通は横書きで〇〇家と彫る事が多いです。
②上台
背丈の低い洋型墓石に高さを出す台。
③中台
洋型では通常芝台を使わないので、最下部に位置する土台です。
④香炉
以前は線香立と言って、1対で立てるタイプでしたが、雨などでは消えてしまったり、線香灰が周りに飛び散るなど景観上よろしくないので現在は屋根、壁のある香炉に線香皿を置く横置きタイプとなっています。
⑤花立
生花を飾る花筒です。
現在では主にステンレス製となっていますので、靴洗いブラシなどで内側も綺麗になります。
ネジ式タイプと落とし込みタイプとに分かれています。
⑥拝石
関東のお墓では納骨室の蓋の事ですが、関西では拝む際に足を乗せる場所の意味となります。
洋型墓石の特徴
今現在民営霊園や市営霊園を見てみても、大体7割位がこの洋型を選んでいるようです。
その理由として考えられることは
- 東日本大震災の際ニュースで和型のお石塔が倒れているのを見たので、安定感のある洋型にした。
- 同じ石材を使用した場合、洋型の方が使用料が少ないので割安だったから
- 跡継ぎが女の子なので、名前が変わってもいいよう正面には1文字好きな言葉を入れられる洋型にした
などのお声をよく聞きます。
1.の倒れやすいの件ですが、現在は昔と違い墓石と墓石の間の目地はコーキング材を使用しておりますので、昔とは比べようがないくらいの接着強度ですので、和型だから倒れやすいと言う事はありません。
デザイン墓
今では多くの石屋さんが取り入れてるCADを用いた設計で自分の想いを伝えることによって理想のお墓が出来ます。
しかし作ってはお客様と打ち合わせし、又修正しては打ち合わせとなりますので、急いでいる方には向いていません。
1回忌や生前墓など時間的余裕があるお客様向けとなります。
外柵各部名称
関東では外柵、関西では巻石と言われているお墓を形造る上で大事な土台部分です。
外柵もシンプルなものから、豪華なものまで、予算によって色々出来ます。
普通、表だって目に見えるお石塔に目が行きがちですが、土台がしっかりしていないとお石塔が傾いてしまいます。
中学校の運動会の定番、組体操を想像していただければわかりますが、一番下の列が、か弱くしっかりしていないと、上が崩れてしまいますよね。
外柵はとなりの墓所との境界をはっきりさせる意味合いもありますし、お墓の中でも最も重要である、普段目にすることが無い納骨室も兼ねています。
①外柵(巻石)
外柵は隣との境を明確にする役目、お石塔を引き立てるための舞台の様な役割、そして納骨室を兼ねた重要な部分となります。
②燈明
実際に燈明をつけなくてもそれと同じ供得があるもので、先祖供養には欠かせないパーツです。
③墓誌
戒名や法名、俗名、没年月日を書き記す板
④物置台
文字通りお参りの際、手荷物などを置く台のことで大きなお墓なら設置可能です。
⑤塔婆立
卒塔婆を立てるための器具で石造りのものやステンレス一体型のものなどがあります。
以上がこの記事で伝えたかったこととなります。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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