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納骨が雨天の場合延期やキャンセルするもの?雨の日気を付けたいマナーとは?
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納骨を予約していた日の天気予報は雨!!
こんな時施主さんは
などの疑問をお持ちになると思います。
現役石屋の私がそれらの疑問にお答えいたします。
是非参考にしてみてください。
納骨の日天気が雨の場合延期になる?
通常の雨では納骨を延期する事はありません。
納骨は大抵石屋さんがしますので、雨に備えて雨カッパなど用意していますので、雨で納骨を延期することはありません。
参列者は傘をさして石屋さんが納骨する所を見ていればいいわけです。
そもそも納骨は前もっていろんな人が準備をしています。
石屋はお墓を清掃し、納骨室に水が溜まっていれば排水します。
お坊さんもその日その時間に間に合うよう事前に準備しています。
霊園の場合、礼拝堂の時間を取り、生花を用意したり食事屋さんの手配もしている場合もあります。
雨が降っているから直前キャンセルしますではキャンセル料が発生しますので雨で納骨をキャンセルする事は通常ありません。
しかし例外もあります。
例えば台風などです。
近年台風の大型化で公共交通機関が止まってしまったり、高速道路が封鎖になる事もあります。
これらの場合、そもそも参列者も遺骨を持っていく施主もお坊さんも霊園にたどり着けないケースもあります。
この様な場合はキャンセル料無しで延期になる場合もあります。
もっとも、台風の場合は大体5日位前には進路がわかりますので、参列者の事を考えて事前にキャンセルした方がいい場合もあります。
通常このような納骨などの法要のキャンセルは
○○日前からキャンセル料がかかります。
となっているはずですので事前に霊園事務所などに電話で確認するのがいいです。
雨天納骨の際は通常石屋さんがパラソルを立てる
雨天に納骨の際は石屋さんが雨カッパと大きいパラソルを立ててくれる事が多いはず。
大きいといってもお坊さんと数人が入れるくらいの傘です。
ただ全ての石屋さんが大きい傘を用意してくれるかはわかりませんので、事前に石屋さん又は管理事務所に聞いて下さい。
しかしこのパラソルも台風などの時は強風で吹っ飛んで行く場合がありますので、危険回避の為にパラソルをあえて立てない場合もあります。
雨天納骨の際お坊さんに傘をさすのがマナー?
納骨などの場合、お坊さんは墓前で色々な道具をお持ちになります。
宗派によって違いもありますが、数珠・輪・経本などを持っていますし、手を合わせて合掌したりしますので、片手で傘を差しながらではお勤めできません。
石屋さんが大きいパラソルを立ててくれていたら、その中でお経をあげてもらえばいいのですが、パラソルを立ててくれていない場合は参列者が傘を差してあげて、お坊さんを雨から守るのがマナーです。
輪は金属ですので、雨に濡れると錆びなどの原因となってしまうからです。
但し、台風などの暴風では雨風が横殴りになる場合もあり、傘が意味をなさない場合もあります。
また、お坊さんに差していた傘が強風であおられ、傘の柄がお坊さんの頭に直撃することもありますので、ケースバイケースでの対応が求められます。
雨天の納骨の場合納骨室に水が浸入してくる?
関東などの場合納骨室が地面より下にある地下カロートがいまだに多いようです。
地下カロートの場合、雨が降ると納骨室に水が流れていきますが、大抵カロートの底には水抜き穴がありますので、水はそこから抜けます。
中にはわざと水抜き穴を設けていない場合もありますので、そのような場合は水は溜まる一方です。
しかし、石屋さんに納骨を頼んでいる場合は納骨後、目地を行うはずですので、その前にカロート内に溜まった水を抜いてくれるはずですので、あまり神経質になる必要はありません。
雨天納骨の場合長靴などに履き替えるのはマナー違反?
納骨は葬儀とは違い屋外となりますので、長靴はマナー違反にはなりません。
なぜならお墓は色々な場所にあるからです。
インターロックなどで参道全てが綺麗に整地されている近代的な霊園などでは、お墓の排水はもちろん参道に水たまりなど出来ない仕様になっている霊園もあります。
この様な霊園では雨天でもわざわざ長靴に替える必要はありません。
しかし日本全国お墓は色々な立地にあり、山の上を昇っていくような墓地もありますし、参道が整地されておらず雨が降ると参道がぬかるんで泥だらけになってしまう古いお墓もあります。
この様な場所は革靴やパンプスが泥だらけになってしまうこともありますし、下手すれば靴の中まで泥だらけになることもあります。
これではせっかく参列してくれた方も帰り道で困ってしまいます。
施主さんは自分のお墓なのですから雨の日にお墓参りしたら道や参道がどうなるのかわかっているはずですので、納骨当日雨になりそうな場合は前もって参列者に
「納骨当日は出来れば長靴を用意した方がいい」
と心配りする事が大事です。
又、参列する側もそのお墓に初めて行く場合、施主か親戚に前もって聞くか、グーグルアース等でお墓の状況を調べておくといいです。
山の上や丘の上にお墓がある場合は要注意です。
しかし平地の場合でも例えば芝生墓所などの場合注意が必要です。
芝生墓地はある程度の雨量なら地面が水を吸ってくれますが、あまりにも雨量が多いと芝生一面水びたしになってしまう事もあります。
ただ、明るい色の長靴は避け、地味な色合いの長靴にしましょう。
いずれにせよ、そのお墓の事を一番知っているのは施主ですので、参列される方の事を考えてあげる事が大事です。
納骨が雨天の場合延期やキャンセルするもの?雨の日気を付けたいマナーとは?まとめ
普通の雨の場合は納骨自体延期やキャンセルしない
但し、台風などで公共交通機関が止まった場合は延期やキャンセルもあり得る
雨天納骨の場合石屋さんが大きいパラソルを立ててくれる
お坊さんは両手を使ってお経をあげるので雨天時はお坊さんに傘を差してあげるのがマナー
雨天時納骨室内に水が浸入するが、通常は自然排水される
雨天時の納骨は長靴でもマナー違反にはならない
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