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夫婦位牌レイアウト(書き方)や種類とサイズは?多くの場合魂抜きが必要になる
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不幸にも家族の誰かが亡くなってしまった場合、残された方は急いで色々な事をこなす必要があります。
葬儀の手配、お墓の手配、お墓への彫刻依頼などありますが、位牌の手配も出来るだけ早く行う必要があります。
仏教では本位牌を49日までに作り、白木の位牌から本位牌へと魂を移し替える必要があります。(浄土真宗は基本位牌を作りません)
その位牌は通常一つの位牌に一名ですが、一つの位牌に二名書く方法があります。
それが夫婦位牌と呼ばれるものです。
夫婦位牌レイアウト(書き方)や種類とサイズは?多くの場合魂抜きが必要になるの記事をご覧いただきありがとうございます。
セイクredです。
この記事では
夫婦位牌とはその名の通り夫婦連名の位牌の事
夫婦位牌に必要な種類とサイズは4号以上が基本
夫婦位牌を作る場合魂抜きが必要になるケースがほとんどな理由
魂が入った位牌は宅急便でおくることはできない?
以上の内容となっていますので、位牌を作る際に夫婦位牌にした方がいいのか、その場合注意すべき事などを解説します。
夫婦位牌とはその名の通り夫婦連名の位牌の事
通常は人が亡くなると白木の位牌を葬儀社が用意し葬儀・告別式と祭壇に飾る事となります。
多くの仏教では49日までに本位牌を用意し白木の位牌から本位牌へ魂を移し替え、その後仏壇に安置されるものとなります。
そのお位牌は一人に本位牌が一つが一般的なのですが、一つの位牌に夫婦二人分のお名前を彫るものを夫婦位牌と呼びます。
夫婦位牌例
通常は一人のお名前を記入するものですが、夫婦二名を連名する位牌の事を「夫婦位牌」と呼びます。
夫婦位牌に必要な種類とサイズは4号以上が基本
位牌には色々な形があります。一番スタンダードな「春日」や「勝美」「葵隅切」などは各メーカー共通で大きさも大体同じです。
位牌によって違いますがそれぞれ2.5号~7号くらいまであり小さいサイズはそれだけ札板が狭く大きいサイズですと札板が広くなるわけです。
その為夫婦位牌にする場合は種類は特に問いませんが、4号以上の大きさの位牌で作る事を推奨しています。
4号以上の位牌であればどれでも好きなデザインの物でも選ぶ事が出来ます。
画像転載元:ベスト仏壇
左の位牌が純三方金猫丸、右が千倉座と言われる位牌なのですが、総高さが同じでも札板の幅は位牌のデザインによって違っているのがわかると思います。
猫丸(位牌の種類)などのシリーズはもともとの札板デザインが幅広デザインとなっていますので、4号以下でも夫婦位牌にすることができるものもありますので、購入時によく確認することが大事です。
一名の位牌であれば幅はそれほど重要ではありませんが、夫婦位牌となると二名分を位牌の正面に彫る事になりますので、小さいサイズの位牌は彫刻できない場合があるという事です。
近年は住宅事情から仏壇がシンプルに小さい物が増えていますので、それに合わせ位牌もスリムなデザインのものも増えてきています。
それらスリムデザインのものは、札板も狭くなっていますので、4号以上でも夫婦位牌にはできない場合もありますので、仏具屋さんに詳しく聞くことが大事です。
夫婦位牌のレイアウトと書き方例
夫婦位牌は表面に2名を彫ることになりますが、向かって右側が男性、向かって左側に女性を書く(彫る)事になります。
通常は戒名、没年、月日、俗名、没年齢を書く(彫る)ことになりますが、そのレイアウトはそれぞれのパターンがありますのでどれが正解というものはありません。
夫婦位牌の主なレイアウトをあげてみましたが、大体このどれかのパターンになるかと思います。
基本的に没年月日を正面に書くか(彫るか)裏に書くか(彫るか)です。
一般的には正面は男性が右に書き(彫り)裏面も男性が右に来る方式のたすき型と呼ばれる書き方(彫り方)が一般的です。
正面も男性が右、裏も男性が右となります。
特に指示が無ければこのたすき型で作るようになりますので、たすき型ではなく真裏型にしたいとお考えの方は事前にきちんと伝えることが大事です。
真裏パターンは表は男性が右、裏返すと男性が左に来ます。
位牌の書き方(彫り方)には地方によって微妙に違いますので、あなたがお寺の壇家であればご住職様に、檀家でなければ、地元の仏具屋さんで詳しく聞いてそこで作る事をお勧めします。
何故地元の仏具屋さんで買うべきなのか?それは地方の習俗の違いがあるからです。
>>地方の習俗を一番理解しているのは地元の仏具屋さん
位牌のレイアウトに関しての記事なのでこちらも参考にしてみて下さい>>位牌の書き方(文字入れ)には明確な決まりはありません
夫婦位牌を作る場合魂抜きが必要になるケースがほとんどな理由
夫婦位牌の場合主に2つのケースが考えられます。
1、夫婦どちらかが亡くなった時点で通常の一人用の位牌を作ったが、残された連れ合いの方が亡くなった事でその子供らが新たに夫婦位牌を作った。
2、夫婦どちらかが亡くなった時点で夫婦位牌を作った。
1、の場合は先に作った位牌から魂抜きをし、新たに作った夫婦位牌に魂を移し替える必要があります。
魂抜きをした位牌はお焚き上げすることとなります。
2、の場合夫婦位牌は一名記入して、連れ合いの方が亡くなった時点でもう一名を書き足すようになります。
通常は最初に位牌を作った時に住職様に魂入れをしていただくことになり、自宅に安置することになりますが、連れ合いの方が亡くなった時点で魂抜きをする必要が出てきます。
何故かと言いますと、位牌に限らず墓石や本尊など魂入れされているものは移動や加工等する場合は魂抜きをする必要があるからです。
ちょうど今頃の12月には全国各地で仏像や仏閣などで「すす払い供養」がニュースで取り上げられていますのでご覧になる方が多いと思いますが、このすす払い供養の前には本尊の魂を一時的に抜く儀式「発遣(はっけん)作法」を必ず行います。
掃除がキレイに終わったら再度魂入れを行うものなのです。
位牌も同じく今まで魂の入った信仰対象物ですので一度魂を抜いてから、店舗に持っていきもう一人の方の文字入れ(彫刻)をしていただく事になります。
そしてもう一つ大事な事としてあまり知られてはいませんが、宅急便では位牌を送る事はできないという事です。
魂が入った位牌は宅急便でおくることはできない?
宅急便大手のヤマト運輸では宅急便として送る事が出来ない品物として
遺骨、仏壇、位牌と明記されています。
画像転載元:ヤマト運輸HP
ヤマト運輸に確認しました所位牌は一切受け取り配達は不可との回答でした。
同じく大手の佐川急便で調べたところ同じく受け取り配送拒否品には「仏壇」「遺骨」「位牌」となっております。
しかし現実は遠い場所にあるメーカーから店舗へ又は個人へと送る場合は宅急便で配送しているのが現実です。
まさかメーカーの営業が歩いて位牌を全国に届けるわけにはいかないからです。
そう考えると、位牌も魂の入っていないものは受け取り配送はするけど、魂の入った位牌は受け取り配送することはできないと解釈するのが自然です。
その意味でも夫婦位牌にもう一名書き加えるために仏具店にお預けする場合は前もって住職様に魂抜きをしていただくことをお勧め致します。
通常一名書かれた夫婦位牌にもう1名追加書き(彫刻)する場合には店舗に持ち込み店舗から位牌メーカーへと配送し作業を行うことになりますので、店舗によっては魂抜きをしたのか、していないのかを確認される所も有るかとおもいます。
魂抜きしていない夫婦位牌の加工は拒否されるケースもあります。
もっとも、魂抜きをしたか、していないのかはあくまでも本人の申告なのでわからないものなのですが・・・・・。
夫婦位牌のレイアウトまとめ
夫婦位牌は夫婦連名のお位牌の事
夫婦位牌のレイアウトは地方の習俗によって違う
夫婦位牌を作る場合は地元の仏具屋さんで作るのがオススメ
夫婦位牌は魂抜きの必要がある場合が多い
以上夫婦位牌を作る場合の注意点などをまとめましたので是非参考にして下さい。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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