過去帳、見台の種類と選び方

過去帳には色々な種類と大きさがあります。
大きく分けて
金襴鳥の子
唐木
蒔絵
の3種類があります。これら3種類の特徴を知る事であなたにぴったりの物が見つかるはずです。
そして過去帳を開いて固定するための見台は過去帳とセットで求めるべきです。

目次

金襴鳥の子

こちらが代表的な金襴鳥の子なのですが、「金襴」「鳥の子」って一体何の意味なのでしょうか?

金襴

「金襴」とは糸に金箔を巻きつけた金糸や、細く切った金箔を織り込み、紋様を顕わした布地のことを言います。織物の中でも特に豪華で黄金色に輝く豪奢な文様は数ある布地の中でも最高の位に入る織物です。
一般的には【人形衣装(雛人形など)】【能衣装】【袈裟】【仏具関連用品】【表装(掛け軸)】などに用いられます。
京都西陣で織られるようになったのは、江戸時代、文禄元年(1592年)からであり、多くの職人によって改良が続けられ、現在の「西陣織金襴」ができるに至ります。
出典元 小川織物

鳥の子

鳥の子の名の由来については、文安元年(1444年)成立の『下学集』では、「紙の色 鳥の卵の如し 故に鳥の子というなり」と説明している。また『撮壌集』には、「卵紙」と表記している。同様に「薄様」についても説明があり、鳥の子と区別していることから、鳥の子は厚手の雁皮紙(がんぴし)を指していたと考えられる。両集ともに厚様の説明が欠けていることから、平安時代から雁皮紙(がんぴし)の厚様を鳥の子と呼んでいたと考えられる。近世の『和漢三才図会』には、鳥の子に関して「俗に言う、厚葉、中葉、薄葉三品有り」と記して、すべての雁皮紙を鳥の子と呼んでいる。
出典元 wikipedia

早い話卵の色に似ていたことから鳥の子なんですね。

一般的には金襴鳥の子は朱、茶、紺の三色となっており、好みの色を選べばいいのですが、最近ではこのようなひより柄もありますので金襴はちょっと・・・と言われる方には現代風で感じよいひより柄がオススメです。

唐木

金襴は安価で見栄えが良いのですが、長年使っていると擦り切れたり手垢で汚れてしまったりする場合があるようです。
代々系譜を残したいのであれば表紙は唐木にした方がいいのかもしれませんね。

位牌のように黒檀と紫檀の唐木が表紙になっている物です。
シンプルですが重厚感があり永代に渡って使う事が出来ます。

蒔絵

蒔絵とは

蒔絵(まきえ)は、漆工芸技法の一つである。
漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法である。金銀の薄板を定着させる「平文(ひょうもん)または、平脱(へいだつ)」や漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む「沈金(ちんきん)」、夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする「螺鈿(らでん)」などとともに、漆器の代表的加飾技法の一つである。
出典元:wikipedia

つまり漆を接着剤代わりにし金、銀を蒔き図案を定着させる方法のことを蒔絵と言います。
日本らしい上品な花などの図案の種類が色々ありますので自分のイメージに合うものを選ぶ事が出来ます。

こちらの図柄は桜・秋桜・水仙・無限

見台

見台は過去帳を開いて固定するための台ですので過去帳と見台はセットで購入することになります。

過去帳と同じく様々なデザインがありますので過去帳の色や大きさなどにマッチした見台を選ぶ必要があります。

見台の大きさを選ぶポイントは過去帳より0.5寸小さいサイズを選ぶのがバランス良いです。

つまり過去帳が4寸(縦)であれば見台は3.5寸がバランスが良いと言う事です。

デザイン的には木製のものからクリスタル調のものまでありますのでトータルバランスで選ぶのがオススメです。

又、過去帳を置いた時に固定する耳の様な物が押さえです。選ぶ際には押さえ付を選ばれた方がすっきりしたイメージとなります。

こちらは高さを押さえた低見台タイプ

格式高そうな一本足タイプ

クリスタル見台です、キラキラ美しい透明感が仏壇やリビングを美しく華やかにします。

なんとアクリルの背盤と正面にも蒔絵が!従来の仏壇はもちろん、モダン仏壇にもよく似合う見台です。

この見台の場合は過去帳もそろえて蒔絵にするのがいいですね。

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