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お墓の灯篭(灯籠)の意味と注意すべき事。
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大きなお墓には大体灯籠と呼ばれる構造物が建っています。
しかしこの灯籠って一体何の役目があるのか不思議に思われたことはありませんか?
- 只の飾り?
- 灯籠なのにロウソクを立てることが出来ない
- 大地震のニュースでは必ず倒れているけど本当に必要なの?
などちょっと意味不明に感じる方も多いのではないでしょうか。
お墓の灯篭(灯籠)の意味と注意すべき事。の記事をご覧いただきありがとうございます。管理人のセイクredです。
この記事では
- 灯籠の役目
- 灯籠の円と半円
- 灯籠の注意点
以上の内容となっておりますのでこの機会に灯籠の意味と取扱いについて理解を深めていただければと思います。
灯籠の役目
現代ではLEDライトやスマホで暗闇を照らし安全に歩く事が出来ますが、電気などなかった時代では明かりは夜の闇を照らす非常に大切なものでした。その代表が「行燈」や「提灯」や「灯籠」だったのです。
行燈(アンドン)は主に室内用で枕元を照らし、時代劇では曲者が襲い掛かってきたとわかった時に、「フっ!」と消すのが行燈です。
提灯は行燈を外でも使えるよう改良されたもので、軽く持ち運びができ又折り畳みが出来るなど昔の便利な照明器具です。現代でも赤提灯など居酒屋や小料理店などで何故か引き寄せられていく魔法の明かりとしてその姿を見る事が出来ます。
灯籠は灯りの籠(カゴ)と書くように外を照らす照明器具であり主に神社仏閣でよくご覧になるのではないでしょうか。
灯籠の種類
灯籠はその形の違いから色々な呼び名がありますが、代表的なものをあげると
神社仏閣での参道で使用される立ち灯籠、庭園や水辺で風情を楽しむ雪見灯篭、小型の置き灯籠、そして墓所内で設置される石灯籠があります。
五供の一つ
お参りの基本が五供と呼ばれ
- 香
- 花
- 水
- 飲食(オンジキ)
- 灯燭
の事をいい、灯籠は灯燭の役割があります。
墓所内を照らす
灯籠の本来の役目としては周りを明るく照らす灯りの役目で、実際に火袋にロウソクを灯せるようになっているのもありますが、現代の石灯籠は実際にはロウソクを灯さなくても功徳があるとされています。
灯籠の円と半円
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石灯籠の火袋には飾り込みの窓が正面にあり、左右に円窓があります。一方が円形であり、もう一方が半円形となっています。
円は太陽、半円は月
円は太陽を、半円は月を表しているとされています。
つまりは実際にロウソクなどを付けていなくても、
日中は太陽の光が
夜は月夜の光が
墓所を照らしている事になるのです。
その為墓所に石灯籠を設置することは一年365日常にお燈明がついている事と同じ意味となるので実際にロウソクを立てなくてもいいのです。
灯籠の注意点
灯籠は頭でっかちな形状により重心が上にありますので、掃除など取扱いには十分気をつける必要があります。
倒れやすい
大地震が起きる度にその大きさを伝えるニュース映像としてテレビ局のデスクとコンビニの商品が床に落ちている画と共に必ず写し出されるのが倒壊したお墓、中でも灯籠が倒れているシーンです。
その形状からどうしても倒れやすくなっていますので、お墓参り中に大地震が発生したときは墓所から離れて広い場所に避難して下さい。
接着していない場合も
石灯籠は通常倒れないようにホゾといって出っ張りと引っ込みでずれたりしないような作りになっているものと、なっていないものがあります。
背の低い雪見灯篭などではホゾになっておらず只部材を乗っけているだけのものもあります。
雪見灯篭は本来庭園や池を照らす用途なのですが、広いお墓では設置してある場合もあります。
先日お墓で雪見灯篭の笠と擬宝珠が崩れていたことがありました。地震もなかったことから野生動物(猪?猿?鹿?)の仕業のようでした。
そのくらい中にはもろいものもありますので、お墓参りの際には小さいお子さんなどは十分目を配る必要があります。
お墓や灯籠などの構造物は経年変化でもろくなっている場合もありますのでお掃除の際には体重をかけたりしないようにしましょう。
お墓参りで怪我でもしたら大変ですからね。
以上がこの記事で伝えたかった事となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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