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お墓の大きくなりすぎた植木を安全に処理する方法とは?
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植物も人間と同じく日々成長しています。
お墓が完成した時に植えた植木も2,30年経過すれば相当大きくなっているはずです。
しばらくぶりにお墓参りに行った時などはその大きさに驚いたりすることもあります。
こまめにお墓参りに来て植木の手入れが出来ていればそれなりに形や大きさを整えておくことは出来ますが、手入れを怠っていると形は崩れ、好き勝手に徒長してしまいます。
しかしそれは植木が悪いのではなく、管理する側の人間が悪いのです。
お墓の植木が大きくなりすぎた
お墓の植木を切りたいがどのようにすれば?
抜けない位大きくなった植木を腐らせる方法とかある?
などお墓の植木の処理にお悩みの方は多いのではないでしょうか。
お墓の大きくなりすぎた植木を安全に処理する方法とは?
の記事をご覧いただきありがとうございます。
管理人のセイクredです。
この記事では
大きくなりすぎた植木の弊害
成長が早い植木の種類
お墓の植木の安全な処理方法
以上の内容の記事となっておりますので、お墓の植木の処理に困っている方は是非参考にして下さい。
大きくなりすぎた植木の弊害
昔は小さかった植木も程ほどなら見栄え良くいいものですが、大きくなりすぎると様々な問題が起きてきます。
周りに迷惑
実際お住まいの住居において、隣近所との植木トラブルは結構あるのと同じで、お墓でも隣近所との植木トラブルは結構あるものです。
秋は落ち葉
植木が常緑樹でしたらいいのですが、落葉樹の場合落ち葉がお隣さんの墓所に積り
迷惑だ!
お隣さんに何とかするよう言ってくれ!
と苦情をおっしゃる方もいらっしゃいます。
薄暗い
隣の植木が大きすぎて北側にあたる家の墓所が暗いんだよ!
何とかしてよ!
せっかくお参りに来たのに気分まで暗くなっちゃうよ!
これも多い苦情です。
徒長してはみ出し
お参りに来られていない墓所では植木も徒長しまくりで四方八方にその枝を伸ばしていきます。
お参りの度にこっちに伸びた植木を切っているのだけど、何とかしてもらえないかな!
など墓所内に植木があり、お参りにしばらく行っていない方は、
手入れをしていない墓所内の植木は周り近所の方に迷惑をかけていると言う事を御理解下さい。
外柵を壊す
こちらの記事でも紹介しましたが、幹が太くなり、根が大きく張り出す種類の植木はお墓の外柵を壊す恐れがあります。
皆さん植木ごときでお墓が壊れるわけないと、思ってらっしゃる方が多いのですが、壊れます。
植物の根は我々が見えない地中で根を伸ばせるスペースがちょっとでもあれば根をどんどん伸ばし、自身の成長を促進させます。
歩道のサクラが街路樹になっている桜並木は日本中ありますよね。
その歩道は非常に歩きにくくありませんか?
ボコボコあちこち盛り上がっており、つまづきそうになることもありますが、あれは皆桜の木の根がアスファルトの歩道を押し上げているからなのです。
特にサクラは巨大になりますので、根がしっかりと大地に張り巡らせないと倒れてしまいます。
墓所の植木もそうで、狭いスペースしかない場合、少しでも弱い部分を押し広げ、自分の成長を優先させます。
墓所に植木を植える場合は種類を考え、根が余り張らない種類のものを選ぶ必要があるのです。
成長が早い植木の種類
キンモクセイやサルスベリなどは成長すると幹がかなり太くなります。
そして中にはコニファー類のゴールドクレストを墓所内に植えている所があります。
洋型墓石には洋風の植木が似合うと思ったのでしょう。
しばらくぶりにそのゴールドクレストが植えられた墓所の前を通りかかると、あっという間に上に高く伸びておりました。
幹は太くて10㎝以上にもなり、隣の北側の墓所は日光がさえぎられ暗くなっていました。
案の定お隣さんから苦情が出たので伝えると、すぐに対応していただき植木を抜きに来られましたが、幹が太すぎて根からとることは出来ずに、根本で伐採することしかできませんでした。
この様に根や幹が残っている場合はそこから若芽が生えて来る場合が多いのです。
根元から切ったからもう生えてこないだろう、などと思っていてはいけません。
植物は強いものなのです。
お墓の植木の安全な処理方法
大きく分けて植木の処理には二通りあります。
抜根
まだそれほど大きくなく、根もあまり張らないツツジやツゲは割と簡単に根から抜くことが出来ます。
これを抜根と言い植木の処理としては最善の方法です。
幹や根を正に根こそぎ取ってしまうので、再び同じ植木が生えてくることはありません。
出来るだけ植木を処理する場合は抜根しましょう。
伐採
根本の幹が10㎝以上にもなっている植木の場合は抜根は難しいと思います。
自宅の庭など広いスペースで障害物がない所でしたら、スコップやツルハシで少しずつ根を掘って抜根する事も可能かもしれませんが、狭いスペースの墓所内ではスコップもツルハシも使えない場合がほとんどなのです。
植木の種類にもよりますが、幹の太さの3倍以上に根が広がっていますので、狭い墓所内では伐採しかできないのです。
しかし伐採だけでは又、若芽が生えてきます。
完全に成長をストップさせる方法はあるのでしょうか?
殺虫剤
幹太さ13㎝、高さ2mほどに成長してしまったキンモクセイ撤去のご相談をお客様から受け、色々調べた結果次の方法にて試す事にしました。
それは出来る限り根本まで伐採し、殺虫剤で残った切り株を枯らすと言うものです。
この方法は除草剤ではなく殺虫剤を使う事がポイントとなります。
木に付く害虫を駆除する殺虫剤は用法と濃度を守らないと木が枯れるのですが、これを逆手に取ったやり方です。
方法は
- 切り株にドリルで穴をあけます
- 空けた穴にスミチオン乳剤かマラソン乳剤をスポイトで入れる
- 薬液が気化しないよう粘土などで蓋をしさらにテープでがっちり止める
- 10日以上経過したら再度同じ方法を繰り返し、3回から4回繰り返す
というものです。
この方法は即効性はなく、ある程度の時間がかかります。
しかし私が実際に3月に試し、7か月たった現在、若芽は一切生えてきていません。
堅かった外皮も一皮むくことができ、完全に成長を止める事が出来ました。
しかも30㎝離れた場所に別の植木がありますが、そちらにはなんの影響もなく元気です。
成長が止まったので、後は朽ちてゆくのを待つ方法です。
狭い墓所の地下深くに広がった巨木の根を全て取り除くことは無理なので、この方法が一番安全に取り除く方法なのではないでしょうか。
注意事項としてスミチオンやマラソンは農薬ですので、防護メガネとゴム手袋を必ず使用し、取扱いには細心の注意で行ってください。
スミチオンやマラソンはホームセンタ-に行けばどこでも売っていますので、一番小さいものを買ってください。
一番小さいものでも多分余りますので。
そして穴あけは出来るだけ大きく太くあけ、薬液が沢山入るようにすると効果UPです。
大きくなりすぎた植木の処理に悩んでいる方は是非試してみて下さい。
以上がこの記事で伝えたかった事となります。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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