お墓の雑草対策7選!コスパ一番で効果があるのは防草シートだった!

2016-12-10

お墓参りに行くとまず最初にやらなくてはならないのが、
雑草取りなのではないでしょうか。
雑草にもいろいろあり簡単に抜けるものや、取れない物、とげとげで危険な物もあります。

雑草ってなんでこんなにしつこい?

毎回毎回雑草がすごくて大変!

次お参りに来た時、雑草が無ければな・・

雑草対策でいい方法はないのかな?

と思いますよね。

お墓参りでは皆一様に雑草の処理対策に苦労しています。

そんなお墓の雑草対策の疑問に一番コスパがよく、オススメ対策は防草シートであるということの理由を管理人のセイクredが実際に防草シートを敷いて試し、その効果を一年かけて実証いたしました

この記事では

お墓によく生える雑草種類

お墓の雑草対策法

一番いい方法が防草シートである事の理由

雑草の恐ろしさ

以上の内容についてご紹介していきますので、雑草対策をお考えの方は是非とも参考にして下さい。

目次

お墓によく生える雑草種類

スギナ

スギナ

スギナは日本全国に生息する難防除雑草の一つです。

地下茎を伸ばしその勢力をどんどん拡大して行きます。

スギナがやっかいなのは地上部を刈り取っても根が残っていると、たやすく再生してしまうことです。

お隣のお墓にはスギナは無いのにどうして我が家のお墓はスギナだらけなの?ということがあります。

お墓を造る時は土が必要になりますので、他所から土を入れる場合があります。

そこの土にスギナの根が残っているとやがてそのお墓はスギナだらけになってしまいます。

つくし

地下茎からは食用とされる胞子茎のつくしが春になると出現します。

このつくしを摘み取るとつくしのはかまが開き薄緑色の胞子を飛散させその勢力をさらに拡大していきます。

ドクダミ

お墓の雑草どくだみ

どくだみはスギナと同じく繁殖力旺盛で地下茎からでも繁殖する難防除雑草です。

取り除いた時の独特の臭気があり、永い時間ドクダミを取っていると気持ちが悪くなることもあります。

液体除草剤をかけ、枯らしても、しばらくするとまた再生する程、生命力が強いのが特徴です。

カヤ

カヤ(茅)にはすすきやチガヤなどの種類があり、油分のあるその茎は茅葺屋根にも用いられます。

カヤの葉は鋭い鉤状になっている為、除草の際皮膚にさわるとチクチクしますので注意が必要です。

又カヤの根は強靭な塊状になっており、鎌などの除草道具を用いても根を取ることはまず無理です。

バールなどで周りの土から掘り起こし根の塊を取り除く事ができればスギナやドクダミと違い二度と生えてきません。

大体は墓石の石の際から生えてきますので、素人作業では除去は難しいです。

その他

関東地方のお墓ではよく

なんでこんなものが生えているんだ?

と思う様な触ると危険な植物が結構あります。

たらの木

春の訪れを告げる食べ物の代表と言えばフキノトウとこのタラの芽ではないでしょうか。

天ぷらで召し上がればタラの芽は美味しいものですが、成長すると触ると危険どころか、触れないほどのトゲが危険です。

お参りの際は小さなお子さんに注意してください。

触ったり、触れるだけでも怪我する位トゲが鋭いのです。

葉の根元にはもちろん、茎もトゲだらけですので、素手では絶対に触らないようにしましょう。

冬の間に短く切り、除草剤を切り口にかけもう大丈夫だろうと思っていても春には又、再生する位生命力が強い困った木です。

本当に何故タラの木がお墓に生えているのか不思議でたまりません。

お墓の雑草対策7選

皆さんお参りにいく度に
「又こんなにひどくなってる!」

「今はまだ雑草を取る事が出来るけど・・・」

「歳とったらむりだな・・・」

と考えてしまいますよね。

そこでお参りの際の雑草対策7つをあげてみました

除草剤

除草剤は顆粒の物と液体の物があり、ホームセンターなどへ行くと様々な種類があり選ぶことが出来ます。

どちらも散布すると雑草が枯れ始めますが、枯れるまでの時間が若干違ってきます。

液体除草剤

液体は大体が葉に付着させて雑草を枯らしますが土に落ちた液体除草剤は土壌粒子に吸着するため効果を失ってしまいますので、

根から吸収されることはありません

その為ジョウロなどでは無駄に土に落ちてしまいますので、出来るだけ噴霧器などで液そのものを葉にかけることを意識しなくてはなりません。

顆粒除草剤

液体除草剤とは反対に根から除草効果を吸収していきます。

その為すぐ効果が表れると言うより、永ーくゆっくりと効いてきます。

雑草が伸びきった時には液体除草剤、春などのこれから生えてくる頃などは顆粒除草剤を使えばいいのではないでしょうか。

塩をかけると植物は枯れてしまいます。

じゃあ塩を撒けばいいのでは?

と思いますがお墓では絶対に止めましょう。

塩害

農作物は塩分が多い所では生息できません。

広大な砂浜を見ていただければわかりますが、一部の塩分に耐性を持っている植物以外生きていく事が出来ません。

2011年の東日本大震災時津波が沿岸部の水田などにも達したことで、10年以上は稲の作付も出来ない見込みとなっています。

これを塩害と呼ぶのですが、塩害は農作物だけの問題ではないのです。

お墓の塩害

お墓の基礎や納骨室は鉄筋コンクリート構造になっています。

コンクリート内部には鉄筋を組んでその外側をコンクリートで形成されています。

塩分にはこのコンクリート内部の鉄筋を腐食させることにより、膨張、ひび割れの原因となります。

基礎がもろくなる、ボロボロになると言う事はお墓の傾きやずれの原因になります。

お墓に使用している御影石は全体で1t以上もの重量になりますので、基礎に塩害の可能性がある塩を撒く事は危険なので絶対に止めましょう。

お湯

スパゲティーの残り汁をかけると多少の塩分と高温で雑草がなくなる。

と言われていますが、そもそもお墓でお湯を沸かすこともないでしょうし、先の塩害の件もあり現実的ではないです。

砂利

砂利も雑草防除効果はあります。

しかし、お墓参りの度雑草を取っていると、最初の頃たくさんあったはずの砂利が少なくなっていると感じたことはありませんか?

何処からか飛んできた植物の種は砂利の下の土に根を伸ばし成長してゆきます。

その雑草を抜くと、根付近に付着していた土が表面に上がり、砂利が下にもぐります。

この繰り返しで下にあったはずの土と、上にあったはずの砂利がぐちゃぐちゃに混ざってしまうことで起こるのです。

その為、砂利単体で敷くにはある程度の砂利の厚みが無いと防草効果はほとんどありません。

砂利の厚みを説明すると砂利の下の土がやっと隠れるくらいの砂利厚では効果なしです。

砂利単体で防草効果を求めようと思えば少なくとも砂利厚は10㎝程は欲しい所です。

しかし10㎝と言いますと、土を相当取り除く必要がありますし、砂利も相当多く必要となります。

実際お客様がご自分でやった作業を見ていましたが、ものすごい大変な作業の様でした。

そのおかげで砂利の隙間から雑草が生える事はありませんでしたが、コスパは悪く、作業も大変でオススメ出来ません。

固まる土

簡単に土が固まり雑草対策に有効!

となっていますが、実際墓地使用者自身で施工した例を見てみますと、どれもダメです。

ひび割れてそこから雑草が

墓所内景観が悪くなっている

お墓の構造を熟知していない為してはいけない所まで固めている。(納骨室の蓋をがっちり固めているのでこれでは納骨出来ない・・)

などプロが施工すれば違うのでしょうが、素人作業ではやらない方がいいレベルで効果薄。

コンクリート

根本的な雑草対策として物理的に雑草を墓所内に生やさなくする方法です。

この方法はプロの石屋さんに任せましょう。

今まであった土や砂利を数センチ除去し、コンクリートを10センチ厚位打ちます。

そしてコンクリートを打った後砂利を戻します。

これにより二度と雑草が生えないかと言うとそうでもなく、雑草は外柵のわずかな隙間から顔を出すこともあります。

そんなときは再度コンクリートで補修すると出て来ません。

雑草魂とはよく言ったもので、

どんな困難や試練があって、踏まれても叩かれても這い上がってくる逞しさにはいつも関心させられます。

防草シート

我々石屋が一番おすすめしなくてはならないのはコンクリート打ちなのですが、施工金額は高額になってしまいます。

そこで私個人としてはこちらの防草シートが一番コストパフォーマンスが良く、一番のおすすめです

何故かと言いますと、自分で買って自分で設置する事が出来るからです。

そして防草シートの設置もカッターで簡単に切る事が出来、墓所の形に合わせて切る事が出来るからです。

どんなぶきっちょさんでも簡単に施工する事が出来ますので一番オススメ!!。

防草シートは遮光することで、植物が光合成するのを防ぎシート下で枯らします。

しかし注意していただきたいのは、防草シートならどれでもいいわけではなく、材質の違いにより防草効果に差が出てきます。

大きく分けると、互い違いに編み込まれた織布と、織物でない不織布タイプです。

織布タイプ

ホームセンターなどで安く売っているのは織布タイプなのですが、こちらはずばり値段もそこそこですが、効果もそこそこです。

最初はまあいいのですが、数年経過すると、粗い織布の間から雑草が突き抜けてきます。

これは私は色々なお墓を見てきていますので、お値段そこそこ、効果は最初だけ!!と間違いなく言えます。

又、経年劣化で織り込みがぽろぽろ取れてきます。

そうすると雑草はどんどん勢いを増して元の状態に戻ってしまいます。

不織布タイプ

そこで値段は高いが、確かな遮光性と耐久性を兼ね備えた不織布タイプはおすすめです。

私のお客様がご自分で不織布タイプの防草シートを敷いたところ正に絶大な効果がありました。

施工して3年経ち、毎日そこのお墓の前を通り確認していますが、本当に生えてきません。

費用は材料費だけで施工自体も砂利をどかして墓域の大きさにカットし、砂利を戻すだけですので難しいことはありません。
防草シート ザバーン防草シート240ブラック&ブラウン(1m×5m)シート本体お試し用

こちらの防草シートは実際に私のお客様がご自分で墓所に敷いたものです。

あの大変だった雑草取りから解放されて本当に良かったと言っておりました。

織布タイプも不織布タイプも工程に違いは無くてもその効果には雲泥の差がありますので、防草シートをお考えの方は必ずこの不織布タイプを選ぶようにしてください。

雑草の恐ろしさ

雑草が生えるのは

御先祖様がお参りに来てねと言っているからなんだよ。

と言われる方もいます。

まあそれも一理あるかと思いますが、人は高齢化するとどうしても思うようにお参りに来られない場合があります。

病気や怪我で一旦足が遠のくと、お墓はとんでもない量の雑草に覆われるものです。

簡単に取れる雑草ならいいですが、先にあげたカヤは一旦根付いてしまうと、除去するのが難しく、上の葉を切っても根が生きているとどんどん株分けしその勢力を増していきます。

そして自分が成長するために邪魔な物を押しのけても成長を続けていきます。

それがこの写真となりますが、
カヤの被害

重さ約40㎏程の石をカヤが持ち上げてしまうのです。

信じられない程の力です。

自分の成長を何人たりとも邪魔させないという強い意志を感じてしまいます。

この他にも目地の間に入り込みお墓をずらしてしまっているものもありました。

放置していると大自然の力でお墓を壊すこともあるのです

簡単に取れる雑草ばかりではなく、重さ1t以上のお墓を壊すパワーを持った雑草もある事をわかっていただければと思います。

雑草と同じくトラブルになりやすい植木の記事も参考にして下さい。

以上がこの記事で伝えたかったこととなります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。