墓誌は倒れやすい!重大事故を防ぐ為の5つのチェック項目

墓誌は戒名や法名、没年月日や俗名を彫る板の事でそのお墓の歴史を明記するものです。

大き目のお墓や先祖代々続いているお墓には建立されている場合が多いお墓の付属品です。

そんな墓誌が近年倒れる事例が急増しています。

ちょっと触っただけなのに墓誌が倒れちゃった。

墓誌が倒れて墓石にキズがついてしまった。

誰もお墓参りに行っていないのに倒れるとは石屋の施工が悪いからじゃないの?

台風による暴風でお隣さんに倒れた場合は自然災害だからうちに非はないよね?

など墓誌は重い物ゆえ倒れた場合は重大事故につながるケースが多い事を是非知っていただきたいと思います。

墓誌は倒れやすい!重大事故を防ぐ為の5つのチェック項目

の記事をご覧いただきありがとうございます。

管理人のセイクredと申します。

この記事では

墓誌とは

墓誌の構造

墓誌倒れ事例

倒れる原因は彫刻方法の違い

チェック方法

以上の内容となっておりますので、お墓参りの際は必ずチェックしていただき未然に事故を防いでいただけたらと思います。

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墓誌とは

墓誌
墓誌はそのお墓に納骨されている方々の戒名や法名、没年月日に俗名、没年齢などを彫刻するもので、後世に伝え引き継ぐ為のその家の歴史そのものと言えます。

墓誌の構造

墓誌のサイズは色々あり、そのお墓の敷地面積によって大きいお墓は墓誌も大きくします。

3㎡位のお墓の場合ですと横1尺6寸高さ2尺(約48㎝×60㎝)位ですが、大き目のお墓ですと横2尺高さ2尺5寸(60㎝×75㎝)位のものもあり、その重量は石の種類にもよりますが、80㎏以上にもなりますので、相当重い物なのです。

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墓誌倒れ事例

  1. 墓誌が倒れ石の間に挟まれ指を切断してしまった重大事故
  2. お墓のお掃除中、墓誌が隣の墓所に倒れ破損させてしまった
  3. お墓参りにいったら墓誌が倒れていた

これらは実際に起こった事例なのです。

先ほどもあげましたが、墓誌は相当重い板ですので、一度バランスを崩し倒れると加速度が増しすごい勢いで倒れます。

倒れてあの硬い墓誌板が真っ二つに割れていた現場も見たことがあります。

倒れかかった場合受け止めて立て直そうとするのは非常に危険なことです。

もしも倒れた先に小さなお子さんなどがいた場合、重大事故につながりかねません。

エー信じられない!

がっちりと接着さえしていれば起きない事故なのでは?

石屋の手抜き工事だ!

そう思われる方もいらっしゃると思います。

しかしそうとは言い切れない部分もあるのです。

何故でしょうか?

倒れる原因は彫刻方法の違い

それは墓誌彫刻方法の違いによる要因が大きいのです。

現代では墓誌に戒名彫刻する場合はほとんどの場合現場彫刻です。

ゴム版を墓誌に圧着させ、サンドブラストで現場で彫刻します。

対して昔は彫刻技術と機械技術が発達していませんでしたので、墓誌彫刻の際は
お墓で墓誌を取り外し工場に運び込み戒名彫刻を行っていました。

そして彫刻が終わるとお墓に再度据え直していたのです。

つまり昔は墓誌を取り外す事が前提だったので、仮据え状態が一般的だったのです。

がっちり接着してしまったら取り外せず彫刻できなかったのです。

現場彫刻は大体ここ20年位前から始まった事なので、昭和から平成10年位までに建立された墓石では墓誌が仮据え状態の場合が多いので、お参りの際は建立年を確認してみて下さい。

チェック方法

  • 建立から20年以上経っている物
  • 軽く触ってみて少しでもぐらつく物
  • 墓誌の目地が所々無くなっている物
  • 横から見て斜めに傾いている物
  • 墓誌の目地にくさびが打ってある物

これら5つに当てはまる場合はすぐに石屋さんに相談する事をおすすめいたします。

くさびが打ってある墓誌に関しては、今でも墓誌を取り外して工場で彫っている場合もありますので、石屋さんに現在どちらの工法で彫刻しているんかを確認してみて下さい。

うちは大丈夫!

などとは思わないでください。

本当に年々墓誌が倒れる事例が増えています。墓誌の目地が少しでも取れるとそこに水が入り込みます。
冬は凍結膨張し目地がさらに取れていきます。気が付いた時には目地が無い!と言う事はよくある事なのです。

何もこれはお墓だけに限った問題ではないのです。

都内でもビルの外壁タイルが崩落するといった事例は今年もあり、今後益々増えていくのは間違いありません。

コンクリートやモルタルの耐用年数が限界に達しているケースが多いという報告もあります。記憶に新しい所では中央道笹子トンネル内の天井板が崩落し何台もの走行中の車が押しつぶされ、犠牲者が出たのは本当にショッキングな事件でした。

原因は天井板を止めているボルトの腐食や振動によりコンクリートにとめていたはずのボルトが脱落したのが原因とも言われています。

施設は経年変化により刻一刻と破壊に向かっています

それを適切なタイミングで修繕などを施し破損、破壊の防止管理が絶対的に必要なのです。

しかし多くの方は事が起きてからあわてることになります。

このくらい大丈夫だろう

倒れないからこのままでいい

倒れる訳ないだろ

倒れたら石屋のせいだ

何かあってからでは遅いのです。

まとめ

もう一度大事なことなので繰り返します

  • 30年以上前の墓誌は倒れる物と思ってください。
  • お墓は頑丈に出来ているから倒れる訳ないなどとは思わない
  • お墓の中でも墓誌は特に倒れやすくなっている

どうかお参りの際に再度墓誌を確認し少しでも異常がある場合には石屋さんに相談してください。

以上がこの記事で伝えたかった事となります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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