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墓じまい費用の相場が地方によって違う訳はコレだ!

    
お金
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墓じまい費用の相場が地方によって違う訳はコレだ!
墓じまいのお悩み解決いたします 現役石屋が墓じまいに悩んでいる方に的確なアドバイスいたします

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墓じまい費用が地方によって違う訳はコレだ!の記事をご覧いただき誠にありがとうございます。

この記事では近年増え続けているお墓の悩みの、

墓じまいがテーマになっています。

代々続く古いお墓。

これからも脈々と後世に継いでもらわなく

てはならないのに、墓じまいを考えなくてはならない場合もあります。

一人っ子の俺は結婚していない・・

子供はいるけど女の子・・

田舎のお墓を管理しているおじさんも高齢・・

などお墓を維持するのが難しくなったり、無縁墓になるのが将来確実な場合もあります。

そのような時は墓じまい(墓所返還工事)をし、お骨を近くに移したり、永代供養墓に移すことになります。

そこでこの記事では

墓じまいはどうして必要なの?

同じ大きさのお墓なのに金額の違いはなぜ?

墓じまいの費用の相場は?

などの疑問にお答えしていきます、現役石屋のセイクredです。

通常墓じまいは一生に一度しかしないものですので、わからない事があって当たり前です。多くの方はお墓なんて皆同じ作りでしょ?と思いがちなのですが、地方によって作りが全くちがっておりますので、相場を含め主に金額面が大体どの位かかるのかが知りたいと思うのは当然です。

墓じまいをお考えの方は是非参考にしていただきたいと思います。

返還工事とは

お墓は買ったと勘違いしている方が多いようですか、実際は永代使用料を支払う事でその場所を使う権利を得るものなのです。

従って、あくまでもその場所は寺院や霊園のものですので、その場所を使わなくなった場合は寺院や霊園にお返しする必要があります。

その空いた墓所を寺院や霊園はその場所を必要とする他の方にお貸しするのが原則なのです。

ですからその墓所をなんらかの事情で使わなくなった場合、そこに建立した墓石を撤去し更地に戻し、元の状態に戻す、現状復帰工事(墓所返還工事)する必要があるのです。

費用に差があるのは何故か

場所的なもの

お墓といってもそれこそ建っている場所はそれぞれです。

  • 真っ平らな近代的な霊園
  • 雛壇になった段差のある霊園
  • 険しい山の上を登っていく墓所
  • 田んぼの真ん中にある古い墓所

など建っている場所の条件は全く違います。

返還工事の際、その墓所の目の前に工事用トラックを横付けできるのと、山の麓にトラックを置いて、山の上からほぼ人力で墓石を降ろして来るのでは、作業時間に大きな差が出るのは明らかですよね。

構造的なもの

こちらの記事で関東と関西とではお墓の違いがあるのをご紹介しましたが、構造がずいぶん違います。

使用している石材の量もコンクリートの使用量もかなりの差があります。

造り方にもよりますが、関東では同じ㎡数のお墓でも、おおよそ倍近くの廃材
(残材)が出ます。

通常この残材は引き取り業者に有料で引き取ってもらいます。

又、墓石も専門業者に有料で引き取ってもらいます。

これら処分する残材の量の違いで当然費用も変わってしまいます。

一番作業時間に差が出るのは○○の撤去

墓じまい
この○○が何か皆さんおわかりになりますか?

この○○は納骨室と言う言葉です。

納骨室はカロートともいい、お骨を納める場所です。

返還工事の際は地上はもちろん地下施設も全て撤去しなくてはなりません。

普段は目にすることがない納骨室の造りの違いこそが作業時間の違いとなり、費用の違いとなるわけです。

時間だけで言いますと、関東のお墓の納骨室の撤去は関西に比べ3倍以上は違って来るのではないでしょうか。

それもそうです。

人が中に入れる位の広さと空間のある関東式の納骨室と、

人が入ることが出来ない簡易的な構造の関西式納骨室とではそもそも構造が違いすぎるのです。

ネットでの○○円はあくまで参考

以上
ネットで

返還工事費用処分代

と検索すると色々出てきます。

㎡当たり¥80,000~

などあります。

見ての通り

~(から)です。

何も、㎡当たり¥80,000で出来ます!とは言っていません。

場所や造りによっては¥100,000/㎡になるかもしれませんし、¥150,000/㎡になるかもしれないということです。

消費者は自分に都合のいいように解釈するもの

実際の業務でも墓じまい(墓所返還工事)の見積り依頼は年々増加傾向にあります。

ある郊外型の大型霊園では年間100件以上もの墓じまいがある位年々増えており、今後も増えていくものと思っています。

返還工事見積もりがあると、お客様のお墓の実状を見て見積りを提出するわけですが、その見積りをみてお客様はこう言います。

「ネットでは㎡当たり¥80,000で出来るとなっているのに何でこんなに高いんだ!」

となるわけです。

お客様は本当に自分に都合のいい情報しか見ず、いいように解釈されます。

の部分は無かったことにしてしまいます。

では墓所返還費用はいくら位が相場なのか?

相場
関西式のお墓の造りであれば㎡あたり¥80,000前後でも可能かと思います。

関東式のお墓の造りであれば㎡あたり最低でも¥100,000以上はかかるものと思って下さい。

つまり3㎡のお墓ですと¥300,000以上はかかってしまうものと思って下さい。

いずれにしても建っている場所によって随分変わってくるのは先程申した通りであるとともに、お墓の造りによって大きく変わってくることを是非ご理解いただけれはと思います。

関西でも関東でも全てがこのような同じタイプの造りではありません。

もっと石材を使った造りだったりしますと、この範囲外となります。

普段なかなかお墓の内部である納骨室の構造を見ることはありません。

どなたかの納骨があった時くらいしか内部を確認することが出来ませんので、そのような機会がありましたらよく確認し覚えておくと、将来的にあるかもしれない墓じまいの時の参考になります。

墓じまいの際必要となる改葬許可証の記事です

以上がこの記事で伝えたかったこととなります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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