手元供養の意味と方法は?メリットとデメリットは?

2016-10-25

手元供養の意味と方法は?メリットとデメリットは?の記事をご覧いただきありがとうございます。

手元供養ってなんとなくわかるけど、どの様なものなのか、いまいちわからないのではないでしょうか?

手元供養ってどんな意味?

お骨って自宅に置いても違法じゃないの?

手元供養の良いとこ悪い所は?

など気になっているのではないでしょうか?

この疑問に管理人のセイクredがお答えさせていただきます。

この記事では

手元供養とは

手元供養の方法

手元供養のメリット

手元供養のデメリット

今後供養の主流に

以上の内容でお伝えしていきます。

手元供養を漠然とお考えの方、具体的にお考えの方にとって参考になるかと思いますので、是非ご覧ください。

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手元供養とは

手元供養
手元供養とはお墓や納骨堂などに納骨せずに自宅などに安置供養する事、又は遺骨の一部を身近に置き偲ぶことを手元供養と言います

そもそも納骨しなくていいの?

遺骨を墓地や納骨堂に埋葬する場合は「墓地・埋葬に関する法律」により墓地は都道府県知事の許可を得た区域、納骨堂は都道府県知事の許可を得た施設でなければならないとなっています。

しかし遺骨を必ずお墓などに納骨しなくてはならないなどということは一切ありません。

極論、両親の遺骨やおじいちゃんおばあちゃんの遺骨を自宅にずらっと置いておいても、なんら問題は無いということです。

手元供養の方法は?

全骨安置

火葬場で遺骨を火葬後集骨した遺骨は参列者が二人一組で収骨し瓶に入れ木箱に入れたのち金襴などで飾られた骨覆(コツオオイ)に覆われた状態で遺族に引き渡されます。

それをそのままの状態で自宅の仏壇などに安置することを全骨安置と言います。

現在自宅安置されている方はこの全骨供養が多いようです。

分骨安置

全骨安置とは違い遺骨の半分又は一部を手元に置き供養する方法です。

  • 海洋葬や樹木葬などで散骨する場合一部の遺骨を手元に置いておきたい
  • 遺骨の半分を本山に納骨する
  • 遠く離れた故郷の実家の墓に両親と共に分骨して埋葬してあげたい
  • 全骨安置ではスペースの問題があるので分骨安置に

などの理由と手元供養グッズの多様化によりそれぞれの家庭の事情に合わせたものが出てきていますので、最近は分骨安置が増えてきているようです。

分骨安置の方法

ジュエリーペンダント、ブレスレット、ブローチ、など見た目普通のジュエリーなのですが、インナーポケットが付いており、そこに少量の遺骨を入れネジ止め出来るようになっています。

これにより、いつでも故人と一緒にいる事ができるのです。

例えば

  • いつか一緒に行こうねと約束していた場所に約束通り・・・
  • 二人の想い出の地に再び・・・
  • 一人での海外旅行でも一緒にいるようで心強い・・・

ミニ骨壺携帯型骨壺、フォトスタンド型、磁器、漆器、ガラス製、真鍮、純銀、純金など持ち歩き自由な物から、自宅用のミニ骨壺まで様々あり、今後も多様化していくと思われます。

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手元供養のメリット

コスト

お墓を購入するとなると初期費用として数百万円、その後は毎年管理費が発生します。

寺院墓地の場合です寄付金やらお堂の建て替え費用など思わぬ負担金がかかる場合があります。

又お墓は基本、墓所内は自分で管理しなくてはなりません。

遠いからお参りに行けないなど自己都合であっても雑草は勝手にどんどん生えてきます。

お参りに行けないからしかたなしに親戚のおばちゃんに頼んだとしても,ただというわけにもいきませんし、霊園で頼めば有料となります。

その点自宅での手元供養であれば何一つ費用は発生しません

  • デフレが続く日本では正直お墓にお金をかけるどころではない。
  • 遺骨の供養も大切な事はわかっているが、自分が生きていくだけで精一杯
  • 割安な市営や都営霊園が当選するまでどこにも納骨出来ない

というような事情も多く自宅で安置する手元供養が増えているのです。

いつも身近に

最愛の子供
もしも最愛のお子さんや奥さんが亡くなられたとしたらあなたは簡単に気持ちを切り替えることはできますか?

大抵の場合その事実は受け入れがたい事で、認めたくないはずです。

身内でない方は

四十九日までに納骨しないと迷って成仏できないから納骨してあげなさい

と他人事のように言いますが、肉親であれば薄暗い納骨室に一人ぼっちで入れたくないと思っても無理はないと思います。

いつまでも自分の側にいてほしいと単に願う気持ちには嘘、偽りはないのです。

手元にただいてくれるだけで安心するものなのです。

朝起きて挨拶、お掃除のときに声をかけ、昼食も夕食もともに、そしてお休みの挨拶もできます。

遠く離れたお墓に納骨したのではこうはいきません。

手元に遺骨があるからこそ、いつでも亡き故人を想うことができるのです。

子孫の負担

これからの超高齢化社会においてはお子さんやお孫さんがいくつものお墓を見なくてはならなくなるケースが増えます。

少子化で子供が少ないので、父方のお墓、母方のお墓自分のお墓、配偶者側の両親のお墓などその負担は計り知れないものになる場合もあります。

将来的に

「俺、何か所墓守しなくちゃなんないの?」

となりかねません。

お墓を統合するにも墓じまい費用もかかりますし、負担が大きくなります。

その点手元供養の場合は墓じまい費用というものが発生しませんし、これからの少子化時代には負担が少ない供養法とも言えるのではないでしょうか。

手元供養のデメリット

残された方の負担

例えば亡くなられた方が旦那さんで奥さんがいつでも側にいてほしい、寄り添っていてほしいとお考えで自宅で手元供養している方がいたとします。

その奥さんが元気でいればいいですが、残念ながら人間には寿命があります。

  • その奥さんが病気になって寝たきりになってしまった。
  • 認知証になってしまった。
  • 急死してしまった。

などとなったら、自宅のご主人の遺骨はどうなるのでしょうか?

まずはその子供に、子供がいればいいですが、いなければ親類にその遺骨の処理が任されることになります。

どこかの納骨堂の契約をし、そこに入れる、又は散骨など残された方の負担が生じるということをよく理解しましょう。

いつまでも自宅に置いておくことは難しいのです。

皆が快く思っているわけではない

拒否
よく年配者から言われることで、

いつまでも自宅に置いておくと成仏できない

とよく言われますが、宗教上は根拠のない迷信、俗説と言えます。

世間体や古くからの習わしを気にする方がそのように言われるようです。

そして自宅に全骨安置している場合は快く思わない方がいることをわかって下さい。

私のお客様から実際にお聞きしたお話しです。

母親と再婚した義理の父が田舎から両親の遺骨を持ってきたのですが、いつまでたっても納骨しようとしないのです。

お墓があるにも関わらず自宅に安置しているというのです。

どうやら親のお骨を手元に置いておきたいようなのですが、そのお客様からしたら、義理の父の親ですから、全く他人のお骨が家にあるわけです。

そのお客様はその遺骨が置いてある部屋には行きたくはないと言っていました。

その理由をお聞きすると

「自分の肉親ならまだしも他人の遺骨だけに近寄りたくはない。」

「はっきり言って気持ちがいいものではない。」

と正直なお気持ちを語ってくれました。

又、別のお客様が嫁ぎ先で義理親の遺骨がずっと家に安置されているのはやはり嫌なものだとお聞きしたこともありました。

肉親はよかれと思っていても、他人は快く思ってはいない場合が多いのです。

自宅の災害

自宅での手元安置にはこの事も考えなくてはなりません。

火事や大地震、洪水などで遺骨が消失してしまう場合があります。

もっともこれはお墓でも同じことで、過去国内で土砂崩れがあった際に墓地も消失してしまったということがありましたので、自宅でもお墓でも同じです。

今後供養の主流に?

全骨安置は後に残された方に迷惑がかかりますので、一番好ましいと思うのは手元供養用のジュエリーやペンダントに兄弟で分け、残りは海や山に散骨されるのが最もすっきりしていて後に残された方の為になるのではないかと思っています。

私は石屋であるにも関わらずそのように思っています。

立つ鳥あとを濁さずと申しますように、できるだけ残された家族には負担をかけたくないと思っていますし、皆さまの多くもそのようにお考えなのではないでしょうか。

今後日本では超高齢化時代、少子化が加速するため従来の供養方法であるお墓への納骨から散骨+手元供養、又は合同供養墓+手元供養と言う形に徐々にシフトしていくように思われます。

皆様の家庭環境に合わせた最善の供養方法を見つけていただければいいですね。

分骨の参考記事となりますので、是非参考にして下さい。


最後にある方から聞いた言葉です。

遺骨は甲〇園の土と同じだと思っています。

どちらも只の物体であり、そこには意思も魂もありません。

そこにあるのは美しい想い出だけなのです。

この言葉をどのように捉えるかは皆様次第です。

以上がこの記事で伝えたかったことになります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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