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納骨式の靴で好ましいのは?葬儀と違い実用性重視で選ぶべき理由
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喪に服すという言葉が日本にはあります。
喪に服すとは近親者が亡くなった時は一定期間中、慶事や祭りごとなどを避け、つつましく生活していくと言うものです。
かつて喪中期間中はずっと喪服を着用していましたが、現代では葬儀や法要の際だけ着用するのが一般的です。
その葬儀や納骨式で悩むのが服装などの見た目であり、マナー違反していないか気になるものですが、中でも靴は難しいのではないでしょうか。
結婚式で履いて行ったこの靴葬儀や納骨式でも問題ない?
寒いからブーツはいいかな?
かわいい飾りが付いたのはダメ?
伸長が低いからヒールの高いピンヒールはマズイかな?
など男性より女性の方が色々悩む事が多いのが靴ですよね。
管理人で年間200件以上の納骨をこなし、老若男女参列者の足元を見続けているセイクredです。
納骨式の靴で好ましいのは?葬儀と違い実用性重視で選ぶべき理由
の記事をご覧いただきありがとうございます。この記事では
葬儀の際好ましい靴
葬儀場と納骨式との違い
となっておりますので、納骨式の靴はどの様に選ぶべきなのか参考にしていただければと思います。
葬儀の際好ましい靴
人は初対面の時はまず何処を見ると思いますか?
男性が女性を見るときは10代では顔、20代では胸、30代ではおしり、40代では脚元と言われています。
面白いですね、歳を重ねるごとにだんだん身体の部分の下の方に移っています。
そのあとに全体を見るのだそうです。
対して女性はまず全体をチェックしてからそれぞれのパーツを見ていくのだそうです。
男性は部分から全体
女性は全体から部分
「おしゃれは足元から」と言われている事もあり、特に中高年の方からは足元をよく見られているものなのです。
しかし忌事ではおしゃれをする必要は無く、むしろマナーを重視した物を履いていくべきです。
では忌事である葬儀にふさわしい靴を男女別にみていきましょう。
男性靴でふさわしい靴
冠婚葬祭どちらにでも可でフォーマルな靴のタイプと言えば
甲の部分に線が入ったストレートチップと言われるものです。
又は甲の部分に線の無いプレーントゥと言われるものです。
この2タイプが冠婚葬祭においてはフォーマルで失礼のない靴と言われています。
実際仕事をしているサラリーマンのほとんどがこのどちらかのタイプの靴をお持ちになっていると思いますので、急な葬儀の場合でも男性の場合それほど困ることはないかと思います。
男性靴でふさわしくない靴
逆に葬儀の場ではふさわしくないものは、
- ヘビ柄などのアニマル柄
- ハイカットブーツ
- スニーカー
- 長靴
- カジュアルな靴
これらは葬儀場においてはふさわしくない靴と言われています。
アニマル柄は殺生を思い浮かばせる為、バックと共にふさわしくない柄といえます。
女性靴でふさわしい靴
女性の場合シンプルで飾り気のないデザインのパンプスが最もふさわしいとされています。
かわいくもなんともないと思われるかもしれませんが、冠婚葬祭はもちろんリクルートにも仕事にも幅広く使う事が出来ますので、成人したら必ず用意すべき靴となります。
ストラップはついていても構いませんが、きらりと光るものは慶事を連想させてしまうので、艶消しの黒の金具などを選ぶようにしましょう。
そして素材ですが本革は殺生を思い浮かべる為、靴も布の物が忌事ではふさわしいとされていますが、それは気にする必要はないかと思います。参列者のほとんどは布製ではなく皮や合皮です。
ポイントはシンプルで飾り気がない、ヒールは高すぎず大き目のプレーンパンプスが無難です。
葬儀などの忌事では遺族のお気持ちを最大限配慮し失礼のない靴を選ばなくてはなりません。
女性靴でふさわしくない靴
- つま先、かかとが露出しているもの
- あまりにも高すぎるヒール
- ピンヒール
- ブーツ
- カジュアルな靴
これらは避けましょう。忌事なのですからつま先やかかとが露出している物は論外なのはもちろんですが、ハイヒールやピンヒールは気を付けたいものです。
葬儀会場などの床は大理石や御影石がほとんどなので、焼香で棺前まで歩き進む時などは、ハイヒールやピンヒールのコツコツ音はものすごく響き耳に付くものです。
見た目だけでなく色々なマナーを考えて失礼の無いよう葬儀などの忌事では気をつけるべきです。
葬儀場と納骨式との違い
しかし、同じ忌事でも葬儀と納骨式とでは決定的に違う事がありますが何かおわかりでしょうか?
それは屋内か屋外という決定的な違いがあります。
したがって、葬儀の場では常識であるはずの靴が納骨式では非常識にもなる場合があります。
葬儀は現代においてはほとんどの場合葬儀社の会場などで行うものですので、車や公共機関を使って葬儀場へ行きことになります。
晴れている日でしたら葬儀にふさわしい靴で自宅から履いていきますが、雨や雪の場合は長靴やブーツで会場まで行き、そこで靴を取り換える事は出来ます。
納骨式の場合色々なパターンがあり、
- 自宅で法要を行ってからお墓に移動し納骨
- 葬儀会場やお寺で法要を行ってからお墓に移動し納骨
- 霊園で法要を行ってからお墓に移動し納骨
- 法要を行わず直接お墓に行き納骨
- 火葬場から直接お墓に行き納骨
などありますが、どれも屋外であるお墓で執り行うものが納骨式です。
葬儀場は何処もフラットで危険の無い床ですが、お墓は場所によって色々な所があります。
お墓の参道
お墓と言っても霊園によってそれぞれで砂利、インターロッキング、階段、芝生など色々あります。
最近の新規霊園はフルフラットで段差が無い歩きやすい参道となっている所が多いですが、古い霊園などではとんでもない場所もあるのです。
- どこまで続くんだ?と言いたくなるような階段をはるか昇って行ったお墓
- 坂道なのに砂利がひいてある先にあるお墓
- 途中水たまりがある参道の先にあるお墓
これら条件の悪い場所に例えば女性ならハイヒールで行ったらどうでしょうか?
忌事でふさわしいとされている布の靴は?
砂利に滑って転倒したり、濡れた芝生は布製の靴では濡れます。
実際に目にした光景ですが、ハイヒールを履いた女性急いで走っていたら、インターロッキングの隙間にヒールが
「ズボ!!」
とハマりバランスを崩して転倒したのを見ました。ピンヒールだったようで隙間にはまったようです。
整備された葬儀場と違い、屋外のお墓は足元が不安定な所が多いのです。
その為、お墓での納骨式では葬儀の時は非常識と言われる物の方が安全だったりします。
雪国
雪深い北国ではそもそもお墓までたどり着けない場合もありますので、雪が解ける3月以降に納骨とするケースも多いのですが、ある程度の積雪量であれば納骨する場合もあります。
そのような場所に
フォーマルな靴のパンプスで行くべき!
男は黙って革靴!
など危険すぎます。
雪になれていない都会人が凍った道で転び方が悪く、粉砕骨折した方を知っていますが、職場復帰に要した期間は半年でした。
納骨式はそれぞれのお墓の状況を考え、TPOに応じた靴を選ぶべきなのです。
雪国では安全な長靴や滑らないブーツなどがお墓の納骨では常識の場合もあるのです。
妊娠している方やご高齢の方は尚更、安全第一です。
転んで怪我でもしたら本人も困るでしょうが、施主さんも心苦しく思います。
まとめ
納骨作業の際、参列者の靴を見ていると、実際多いのは男性は革靴、女性はプレーンパンプスで間違いありません。
しかし、カジュアルな靴などを履かれている方も結構多く、中には長靴やウェスタンブーツやヒョウ柄のブーツなどの方もお見かけします。
マナーにうるさい方なら「あの恰好は非常識ね!」と言われるかもしれませんが、そんなことより貴重な時間を割いて納骨式に来ていただいたことに感謝するべきだと思います。
マナーももちろん大切だとは思いますが。
- 葬儀の場合会場まではどんな靴でもいいが、会場でフォーマルな靴に履きかえるのがベター
- お墓の納骨式ではその霊園の状況に合わせた靴で行くのが常識と言う事です。
以上がこの記事で伝えたかった事となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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