*本ページにはプロモーションが含まれています
納骨は仏滅や友引などの六曜を気にするべきなの?
*本ページにはプロモーションが含まれています
*本ページにはプロモーションが含まれています
年末ともなりますと書店では毎年恒例、来年度の手帳がボリューム陳列されます。
スマホ普及率が年々増加している中、アナログな紙の手帳が現在なお人気があるのは面白いですよね。
特に20代の女性においてはスケジュール管理ではスマホではなくダントツで手書きでの手帳派が多いのです。
そんな2017年手帳には今でもあるものが記載されているものが多いようです。
仏滅や友引などの六曜です。
ゲンとか担ぎたいから六曜が記載されている手帳がいい
六曜ってそもそも何?
結婚式はやっぱり大安?
車の納車もやっぱり大安
何故葬儀では友引は避ける?
納骨も友引を避けた方がいい?
など六曜をよく理解していないけど、何となく気になったり周りから言われるのでそうした。という方は多いのではないでしょうか。
納骨は仏滅や友引などの六曜を気にするべきなの?
の記事をご覧いただきありがとうございます。
管理人のセイクredと申します。
この記事では
六曜とは
葬儀と六曜の関係
埋葬では六曜を気にするべきなのか
以上の内容となっております。六曜とは何たるかをもう一度整理してみましょう。
六曜とは
六曜は鎌倉時代から室町時代に中国から伝来されたとされている歴注の一つで
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口
の六つのことで歴としてどのように確立されていったのかが、はっきりとしていないものなのです。
吉凶に関する占いは数多くある中、明治時代になると迷信であるとしてこれを一切禁止にしたのですが、何故か復活し現在に至っている不思議な歴なのです。考えられるのは、勝ち負けや共(友)に引分けなど勝負事に関することが多いことから賭場や賭け事の勝負師などのゲン担ぎの意味合いがあるのかもしれません。
先勝
センショウ・センカチ・サキガチ・サキカチなどと読まれ、「先んずれば即ち勝つ」の意味から午前中が吉で万事急ぐのが良いとされています。
友引
現在では「凶事に友を引く」為、葬儀を行えば友も引き寄せられてしまうとされていることから、友引は葬儀を敬遠され火葬場も休業の所が多かったのですが、現在では友引でも休業ではない所も増えています。
元々は勝負がつかない日とされ勝負事で何事も引分けになる日から共引とされていたものが、いつの間にか友引に変化していったものです。
先負
センブ・センプ・センマケ・サキマケなどと読まれ、先勝とは反対に「逆に先んずれば即ち負ける」の意味から午前中が凶で急ぐのは良くないとされています。
仏滅
「仏も滅するような大凶日」の意味で仏が滅した日と思われがちだが、本来仏教とは何の関係もないことなのです。
元は「物滅」の字があてられていたものが何故か「仏滅」になったようです。
祝い事には向いていない日とされ結婚式を挙げる人が少ないためにお得な料金を掲げている結婚式場もあります。
大安
仏滅とは反対に「大いに安し」の意味で六曜の中では一番吉の日とされており、婚礼や自動車の納車日、建物の着工日や引き渡し日、宝くじ販売でも「本日は大安吉日」の文字を多く見かけます。
赤口
シャッコウ・シャック・ジャック・ジャッコウ・セキグチなどと呼ばれ、午前11時から午後1時までの牛の刻のみ吉でそれ以外は凶とされています。
赤の字から火や血を連想させることから注意すべき悪日とされています。
先勝や先負に大安などみても賭け事などの勝負ごとにに関するゲン担ぎとしか思えません。
仏滅も物滅であり、全ての物(金)が無くなりすっからかんになってしまうとも取れます。
葬儀と六曜の関係
仏教とりわけ浄土真宗では親鸞聖人が「日の吉日を選ぶのは良くない」と説き、迷信や俗説、占いの類を否定されています。
占いなどを盲信し本質をおろそかにしてはいけないとしています。
仏滅などはそもそも当て字であり仏教とはなんの関係もないものなのです。
朝のニュース番組ではどこのテレビ局も星座占いをやっており、それを見て一喜一憂されている方は多いと思います。
「今日は運勢が良い日だ」
「今日のラッキーカラーは赤か」
「今日はアンラッキーな日だ」
など占いによって一日のスタートを決められている感があります。
しかしチャンネルを回すとそれぞれの局で自分の星座が一番だったり、下位だったりして統一されていません。
きちんと確立された占いなのであれば皆同じになるはずですが、そうはなっていません。
占い師の占い方によって違うのが普通であり、視聴者も「あそこの局の占いが一番当たる」など自分なりに解釈しており、局によって占いが違っていてもそれが普通と無意識に刷り込まれているようです。
六曜にしてもそうです。昔からあったものでカレンダーを見れば必ず書いてあるものであり、祝い事は大安で仏滅を避ける。葬儀は友引を避けるものと年長者から教え込まれ無意識に刷り込まれているだけのことなのです。
その為六曜と関係の無い仏教では本来葬儀に日を選ぶ必要が無いものなのです。
しかし葬儀は火葬出来る日を基に通夜、葬儀を決めるものですので、まずは火葬可能日が大事になります。
首都圏では火葬場の不足や火葬処理能力の限界から誰もがすぐに火葬できる訳ではありません。2,3日待たされることもありますし、今では少なくなってきてはいますが、友引の日火葬場が休業日の所もあります。
それゆえ友引の日は葬儀火葬が出来ない、しないとなっているだけであり、友引でも稼働している火葬場では友引で葬儀火葬しても問題はありません。ただし、菩提寺をお持ちの方は住職様のお考えを考慮する必要があります。
そして友引に葬儀、火葬するときは年長者からもいろいろ言われる場合もあります。
- 「友引に葬儀やるなんて常識がない」
- 「友引にやったら引っ張り込まれるからいかない」
など言われる恐れは十分にありますが、そんなことは今だけです。現代の若年層は「六曜?なにそれ」となってくるでしょうし、カレンダーや手帳でも昔は必ず記入されていたものが、現在では必ずではなくなってきています。
埋葬では六曜を気にするべきなのか
埋葬は基本関係者が集まりやすい土日に集中します。そしてお墓のある方は四十九日又は少し前に納骨しますので、基本納骨の日は自動的に「ここの土曜か次の日の日曜日しかないか」となります。
その為納骨の日は六曜とは一切関係ありません。
納骨の日取りの申込みの際、「この日は友引だけど納骨出来るのですか」と聞かれる方もたまにいますが少数です。
四十九日法要と納骨は非常に大事な日ですので出来るだけ参列の方が来やすい日選ぶことが大事であって、六曜は一切気にすることはありません。
この記事で伝えたかった事は以上になります。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
なっとくのお墓探しは資料請求から