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都立染井霊園平成30年度募集要項
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都内に8か所ある都立霊園にはほとんどの場所では桜が植栽され、春は桜の名所となっています。
染井霊園も当然桜が美しいのですが、染井(ソメイ)の名前でおわかりのように、ソメイヨシノの名前はこの染井が発祥と言われています。
当時の染井村では造園師や植木職人が多く集まっており、奈良の吉野桜として売られていたものがヤマザクラと混同されるのを防ぐため染井吉野(ソメイヨシノ)と命名したものが今現在全国各地に広がり桜と言えばソメイヨシノが一般的になったのでした。
その意味でもソメイヨシノ発祥の地である染井霊園の桜の季節、一度はご覧になってはいかがでしょうか。
都立染井霊園の特徴
都立霊園の中ではもっとも規模が小さいのが染井霊園です。
環状の一番上(北)の山手線巣鴨駅にほど近く、同じく都立霊園の雑司ケ谷霊園と谷中霊園の間に位置する霊園が染井霊園です。
春はソメイヨシノ、秋はイチョウと季節ごとに参拝者の目を楽しませてくれるだけでなく、近隣にお住まいの方も散策に訪れ、都内でも自然を目にする事ができる希少な場所といえるでしょう。
又、有名人も多く智恵子抄の高村光太郎、高村智恵子。「くたばって仕舞(め)え」が名前の由来の二葉亭四迷などが眠っていることでも有名。
染井霊園の様子
住所
豊島区駒込5-5-1
施設内容
管理事務所、休憩所、生花販売
67,911㎡(東京ドームおよそ1個半)
公共交通機関
JR山手線 巣鴨駅から徒歩10分
東京メトロ三田線 巣鴨駅から徒歩10分
JR山手線 駒込駅から徒歩12分
東京メトロ南北線 駒込駅から徒歩12分
お車でのアクセス
都内で一番小規模な霊園といえど駐車場は6台分しかありませんので普段のお参りの時でも駐車場に止める事ができない可能性があります。
巣鴨駅から徒歩10分と近いので公共交通機関を利用されるのがいいでしょう。
応募資格
- 申込者本人が、申込期間満了日において、都内に継続して5年以上居住しておりそれを住民票で証明できること
- 現在守っている親族の遺骨がある方
- 申込遺骨から見て親族であること(6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族
- 遺骨に対して、(葬儀の喪主を務めた)(法事の施主を務めた)(役所に死亡の届けをした、或いは火葬の申請をした)等御遺骨を守っていく立場にある方
申込み方法
例年詳細は5月末に公表されます。
都立霊園募集に関する案内は例年【広報東京都6月号】にて最初の案内がありますので都立霊園を検討されている方は必ずよく確認しましょう。
そして都立霊園申込みの際は次の2通りの方法があります。
インターネットでの申込み
インターネット申込みの際は事前登録が必要となり、例年6月末から登録可能となります。
郵送申し込み
「申込書」と「申込みのしおり」は次の場所にて6月末から配布されます。
- 都庁第一、第二本庁舎1階・2階の案内コーナー
- 各都立霊園・葬儀所の窓口
- 都内各区市町村窓口
- 公益財団法人東京都公園協会 霊園課(〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 東京都健康プラザ「ハイジア」10階)
平成30年度の募集は
平成30年5月25日に発表がありました。平成30年度の募集は有りません。
過去の募集実績
平成29年度は募集がありませんでした。
毎年出る失格の訳
例年資格を満たさずにせっかく当選しても失格になる場合が非常に多いので資格要件を満たしているかどうか必ず確認してください。
何故なら申し込み後⇒抽選⇒資格審査となる為です。
資格を満たさない例
居住年数
居住年数は亡くなられて御遺骨となられた方ではなく、申込みをされる方の居住年数です。
したがって亡くなられた方が都内在住であったとしても申込者が都内在住でなくてはならないのです。
数か所に応募
資格のある方は一か所にしか申込み出来ません。
もし二か所に申込みされますと二重申込みとなって失格となります。
兄弟間・親子間で複数申込み
同一遺骨を複数の施設に申込みがあった場合は失格。
例えば父親の遺骨があり都内在住の二人の兄弟の場合、兄弟間で連絡を密接に取り合っていなかった為それぞれ同一遺骨なのに複数申込みとなってしまうので、知っててわざとの場合はもちろん、知らずに申込みした場合でも二重申込みで失格となります。
兄弟間・親子間での連絡は密にしなくてはせっかく当選しても無駄になります。
記載内容の相違
申込み内容の記載が事実と異なる場合は失格となります。
申込み代行
申込み代行とはわずらわしい都立霊園の申込みを石材店に申込みを代行してもらうことを言い、当選した場合はその代行してくれた石材店に墓石をお願いするものになります。
しかしここでも自分でも申込みをしてしまったり、親兄弟が申込み代行を聞いておらず別に申込みをしてしまい二重申込みになってしまう事例が毎年あります。
一括見積
都立霊園で墓石の建立を新たに考えている方は次のように思ってはいませんか?
・知り合いの石材店に申込み代行をするからと言われている
・代行してもらえれば楽そう
・相場は何処でもそれほど変わらないのでは?
確かに一生の内何回もお墓を造ることは有りませんのでわからないのも無理は有りません。
しかし墓石業界は未だに不透明な部分が多い為同仕様の物であっても石材店によっては100万円以上もの差が出る事もあるのです。
ましてや石材店での申込み代行の場合、当選時は当然その石材店に墓石をお願いする事になり他の石材店と比較検討することは出来ません。
比較検討もしないで一社だけで話を進めて本当にいいのですか?
是非60秒の簡単見積もりで全国対応、最大6社の見積もりを一括取り寄せして、一番お得な石材店がわかる無料見積もりサービスを是非利用してみて下さい。
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都立染井霊園まとめ
染井霊園は緑が少ない都心において貴重な自然が残り季節ごとの美しい風景を楽しめる霊園です。
山手線巣鴨駅から徒歩10分の好立地ですので都内在住の方々にとってはのどから手が出る程手に入れたいと思うかもしれませんが、都立霊園は抽選で当たらないとお墓を建てることが出来ません。
平成29年度の募集は有りませんでしたので平成30年度も募集があるかどうかわかりません。
その為抽選が無かった場合来年まで待つか、どこか他に決める場合もあります。抽選は公平ですので当たらない人は何年かかっても当らないものです。
これがいわゆる納骨難民と呼ばれ東京都だけでなく全国的な問題でもあります。
そこでその納骨難民問題を解決する事ができる可能性をもっているのが納骨墓(のうこうぼ)と呼ばれる新しいタイプのお墓です。
こちらの記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください。
>>【納骨墓】これからの新しいお墓の形が少子高齢化時代の答え
納骨墓は特に東京都内の寺院で続々と急増していますので都立霊園の抽選が外れて途方に暮れた方は真っ先に検討すべきです。
何故なら都立霊園は墓域を拡張して新規募集しているわけではありません。例年募集のある区画は返還区画を募集しているのです。
つまりやっと手に入れた八柱霊園でさえも跡継ぎ不在でお墓を護持する事ができなくなりやむなく墓所を返還した。又は使用者が身寄りがなく死亡する。使用者が行方不明となり5年間管理料が未納となった場合などに墓石撤去後に募集となるのです。
毎年募集があると言う事は、毎年その数以上墓所返還(墓じまい)する人がいると言う事実があるのです。
せっかく苦労して手に入れたお墓は少子高齢化やそれぞれのご家庭の事情によっては今後お墓を維持できなくなる可能性が有るということなのです。
それぞれのご家庭の事情によってはお墓を造らない方が良い場合もあると言う事です。
これはとても大事なことですのでよく頭に入れておいた上でお墓をどうするのか考えていただきたいと思います。
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