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分骨はよくない!と言う事自体ナンセンスな5つの理由
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迷信・・・
仏事関係には非常に多いのがこの困った迷信です。
その多くは、かたよったお考えの方の言動におびれが付いたものです。
お墓を早く建てると早死にする
お墓の色は白色以外ダメ
などはよく聞きます。
その他よくあるのが分骨に関しての迷信です。
分骨したら成仏できないから止めろと周りに言われた・・
分骨したから家族の中で悪いことが続いているような気がする・・
亡くなった母の遺言で実家のお墓に分骨してと言われていたがいいのかな・・
など分骨に関しては悪い、良くないイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
分骨はよくない!と言う事自体ナンセンスな5つの理由
の記事をご覧いただきありがとうございます。
管理人のセイクredです。
この記事では
お釈迦様も分骨
現代でも本山に分骨するのは自然な事
遠く離れた故郷の先祖代々の墓に分骨する事もごく自然な事
そもそも関西では最初から分骨
厳密に言えば関東でも全骨収骨ではない
以上の記事となっております。
分骨に関し疑問に思っている方や、今後分骨を考えている方は是非参考にしていただければと思います。
お釈迦様も分骨
仏教ではお釈迦様入滅後に火葬され、仏舎利(遺骨)を八分されたのち寺院の起源になったとも言われております。
仏教では開祖そのものが分骨されているのです。
現代でも本山に分骨するのは自然な事
自分が信仰する宗派の本山に納骨、分骨することは東日本ではあまり馴染みが無いかもしれませんが、西日本ではそれほど抵抗なく、行われていることです。
これは、主だった宗派の本山が西日本に集中している事からなのかもしれません。
本山だけに安心感とありがたみは普通のお墓とは違いますので、本山へ分骨ということは普通に行われていることであります。
遠く離れた故郷の先祖代々の墓に分骨する事もごく自然な事
女性の場合は嫁ぎ先のお墓に入る場合がほとんどですが、中には故郷のお墓に分骨して入れてほしいと願う方も多いものです。
故郷のお墓には自分の親、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんなどと又一緒になりたい、一緒に眠りたいと思う事は自然です。
嫁の手前、旦那方のお墓に入らなければならないのですが、
あの世でも姑さんと一緒のお墓に入りたくない
と言われる方は結構いらっしゃいます。
又、納骨の際
「亡くなった母は、納骨済みのおばあちゃん(姑)とは仲が悪かったから、思いっきり離して納骨してあげてください」
と言われた事が実際ありましたが、
これ実は結構多いのです。
しょうがないので旦那方のお墓に入るが、本心は入りたくない。
せめて分骨して田舎の実家のお墓に入りたい。
と、思っている方は結構多いのです。
そもそも関西では最初から分骨
関東と関西では火葬後の収骨方法が違いでお墓の納骨室の造りが違う事をこちらの記事でご紹介しました。
関西では火葬後の遺骨収骨は一部分だけの部分収骨で残りの大部分は火葬場で供養してくれます。
と言う事は、関西でのの火葬自体、もうすでに分骨されているのです。
おおよそ身体の2割を受け取り、8割は分骨されているのと同じことなのです。
火葬した遺骨の一部のみ受け取り、残り大部分は他の方の遺骨と混ざり合い、最終的な埋葬地に埋葬されるのが一般的です。
この最終埋葬地というのも自治体によって違いますが、火葬場内の専用施設だったり、寺院であったり、自治体の墓地だったりのようです。
厳密に言えば関東でも全骨収骨ではない
関東は全骨収骨ですので、関西とは違って、手厚く遺骨を供養させていただいております。
・・・・・・
・・・・・・
って!本当にそう思っています?
厳密に言うと全ての遺骨を残さず収骨と言うのはむりなのです。
火葬炉には台車式とロストル式と言う方法があり、全国的に見るとほとんどが台車式なのですが、熱効率が良く、回転率が良いロストル式では骨受け皿に細かい遺骨がどうしても落ちます。
納骨の際、遺骨の入った骨壺を遺族から預かり持つとわかりますが、壺の大きさは同じでも重さは全然違うのです。
一般的に男性が重たく、高齢の女性やがんなどの病気を患っていた方などはかなり軽いのがわかります。
骨がもろい人は骨の形がわずかしか残らないほど細かくなる場合もありますので、完全な全骨収骨と言うのはあり得ないのです。
まとめ
完全な全骨収骨とはどのような物かおわかりですか?
それはズバリ、土葬です。
土葬なら亡くなっても、身体が分骨されるなどと言う事はありません。
しかしそれは現実問題として、日本で土葬できる場所などほとんどありませんので、現実的ではありません。
昔々は火葬などなくて土葬でしたので、亡くなった後、骨が分けられる事はあり得ませんでした。
その為、火葬後分骨というのが理解し難かった為に、
分骨したら成仏できない
となったのではないでしょうか。
以上がこの記事で伝えたかったこととなります。
最後までご覧いたき誠にありがとうございました。
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