納骨式の段取りと必要な物とは?

朝に紅顔ありて夕べに白骨となる

朝元気だった者も夕方には骨となっている事もあることから、人生は無常であり人の生死は計り知れないという意味です。

形あるものはいつかは壊れる、人もまた同じです。

家族が亡くなる。避けては通れない事とわかっていても肉親の悲しみは深いものです。

しかしいつまでも悲しんでいる暇は無く通夜・葬儀を行い荼毘に付され遺骨となり自宅に戻ります。その後一般的には四十九日までに納骨することによってひと区切りとなるようです。

納骨の際の段取りは?

納骨するまでやるべき事は?

通夜葬儀で疲れたけど納骨まではまだやるべき事が一杯

納骨式の段取りと必要な物とは?の記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。この記事では

納骨式までの段取り

納骨式の予約

納骨は誰がする?

墓石への戒名彫刻依頼

位牌

納骨式の際必要なものをそろえる

以上の内容となっておりますので実際の納骨の際には順を追ってチェックしていただければと思います。

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納骨式までの段取り

納骨式段取り
・納骨式の予約

・納骨依頼

・墓石への戒名彫刻依頼

・位牌又は過去帳の用意

・納骨当日必要な物の準備

以上を詳しく解説していきます

納骨式の予約

納骨は四十九日に行う事が多く、大体は四十九日よりに行います。後はよろしくありません。
参列者の都合を考えると土日休みの方が多いので必然的に四十九日前の土日がほとんどになります。

しかし霊園側や寺院の都合で断られる場合もあります(件数が多すぎる、お盆期間中やお彼岸期間中など)ので納骨式の日程調整は早めに行う方が良いです。

とりあえず日程だけ決まったらすぐ納骨式の予約を取った方が良いと思います。あまりにも間近だと他の方の予約が一杯で断られる恐れがある為です。

しかし霊園によっては電話での法要予約不可、霊園へ来園し窓口にて受付という所もありますので注意が必要です

お墓がある場合は納骨の予約

寺院墓地

寺院墓地の場合はそのほとんどが檀家であり通夜葬儀もそのお寺さんでお願いしているはずですので、四十九日、納骨の件をどうするかお寺さんから聞いてくると思いますので相談して日程を決めます。

民営霊園

民営霊園の場合色々なパターンがあります。

お寺の檀家だけど境内墓地ではなく民営霊園にお墓を持っている

この場合通夜葬儀はそのお寺さんでお願いしているはずですので納骨式もそのお寺さんに民営霊園に来ていただく事になるので、お寺さんの都合と自分の都合と霊園の都合を合わせる必要があります。

お寺さんとお付き合いが無い

納骨式の際は霊園側であなたの宗派に合わせたお坊さんを手配してくれます。この場合はあなたの日程に合わせてくれるはずですので、自分の都合と霊園の都合で日程を決めます。

又、最近流行りのお坊さん便を使う事も出来ます。自分は無宗派だけど納骨式の時位はお坊さんに来ていただきたいときなどの場合には考えてみてもいいのではないでしょうか。霊園で手配する場合は通常お布施がいくら、お車代がいくらと定額になっていますので、お坊さん便の方が安い場合には利用するという方が増えています。

法事・法要の僧侶手配サービス

お寺さんを呼ばないで納骨する
お坊さんを呼ばないで納骨式を行う方もいます。この場合自分の都合と霊園側の都合が合う日を選びます。

公営霊園

公営霊園の管理事務所はお寺さんとお付き合いのない方にお坊さんを手配することはありませんので自分でお寺さんを手配する必要があります。檀家の場合はお寺さんと都合を合わせ、お寺さんと付き合いのない方は葬儀の際お世話になったお坊さんに頼む又はお坊さん便を利用する事になります。

参列者に連絡

親戚や仕事上の関係者に納骨式の日程を連絡する。
参列者全ての都合に合わせることなど出来ないのである程度こちらの都合を重視します。

お墓が無い場合

四十九日までに間に合うようであれば墓石契約。間に合いそうにない場合は百か日や一周忌に合わせるようゆっくり考える
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納骨は誰がする?

地方によっては納骨は自分たちでするというところもあり地域やお墓の造りによって違ってきます。

関東地方のように瓶のまま納骨する場合は地下納骨室となっている場合が多いので、参列者が納骨するのは難しい又、汚れる、石を欠く等あります。

関東ではほとんどの場合石屋さんがすることが多いのですが、関西など水鉢をずらすと納骨できるようなところでは参列者が行う場合もあります。

いずれにせよお墓の管理者にお聞きし判断しましょう。

墓石への戒名彫刻依頼

大型霊園などでは土日で10件位埋葬がある場合もありますので、必然的に戒名彫刻も多くなり順番で彫刻しますのですぐすぐは彫刻できないものです。

通常は依頼してから3週間~4週間かかると思った方がいいです。

位牌

大体四十九日までに仏具屋又はインターネットで依頼しておいて四十九日までに用意しましょう。そこで仮位牌から本位牌へ魂の入れ替えをしていただきます。

過去帳

過去帳は字が上手な方が書いてもいいのですが、狭いスペースに小さい字で書かなくてはいけないので筆に慣れているご住職様に書いていただくのが最良です。

回出位牌

回出位牌は蓋を開けると板が8枚位入っておりそこに戒名や没年月日などを記入するもので、位牌と過去帳の中間的役割があります。

回出位牌の板には物によって白木の板だったり塗りの板だったりしますので、白木の場合はご住職様に揮毫してもらい、塗りの板の場合は彫り込む必要がありますので仏具屋などに相談し彫り込む内容を記入しお願いする必要があります。

納骨式の際必要なものをそろえる

納骨式では様々必要になるものがあります。霊園に提出する書類の他納骨式で使う物などです。特に書類関係は忘れる方が多いので気を付けましょう。

永代使用承諾証

墓地取得時に永代使用料を支払う事によって霊園から発行されるものなのですが、この永代使用承諾証を紛失する方が非常に多いので注意が必要です。

墓地取得時「無くすと納骨出来ませんので大事に保管してください」などと説明されたことから

わかりづらい所にしまいこむ⇒その名義人が亡くなる⇒残された家族は永代使用承諾証の場所がわからない

となるケースが多いので注意が必要です。紛失してしまうと永代使用承諾証の再発行が必要になりますので早めに探しましょう。

火葬・埋葬許可証が無いと納骨出来ない

火葬・埋葬許可証が無いと納骨させてもらえません
通常は火葬場で骨上げは瓶に入れ木箱に入れ、骨覆いをかぶせ遺族にお渡しします。

その時に「火葬・埋葬許可証はお骨の横に入れてあります」と言われているはずですので、納骨前に一度骨覆いを取り、木箱を開けてみましょう。瓶の横に白い封筒があるはずです。

大事な書類だからと家の仏壇などにしまってしまい、当日火葬・埋葬許可証を持参しない方がいらっしゃいます。火葬・埋葬許可証は必ず忘れず持参してください。

上花と呼ばれる3千円~1万円位の物を用意するのが一般的です。

お花屋さんが作る墓前花は手前が背が低く後ろが高くなっていますので、花立にさしたときに映えるようになっています。

間違ってもスーパーなどで売っている5本300円くらいのものを買わないようにしてください。高さが皆同じで立体感も無く見栄えも悪いので、納骨式位はお花屋さんに事前に頼んでおいて当日引き取る又は管理事務所に依頼すれば当日手ぶらで来園できます。

花屋さんで購入したものを持ち運びしていると痛んだり折れたりする場合もありますので管理事務所に頼んだ方が良いかもしれません。

お供物

納骨の際のお供物は基本的に故人のお好きだった果物やお菓子、嗜好品をお持ちすることが多いと思います。地域差がありますので、親戚など周りの方ににお聞きするのが良いと思います。

注意としてお供物は持ち帰るようにしましょう。置きっぱなしにしてしまうとカラスが散らかし周りの迷惑になる事もありますし、使用規則で禁止している場合もあります。

塔婆

塔婆は追善供養のための物ですので菩提寺をお持ちの方は事前にご住職様にお願いします。

菩提寺が無い方は霊園の管理事務所に依頼するとプリンターで塔婆を作ってくれます。

浄土真宗は追善供養は行わない宗派ですので塔婆は作りません。

3週間位前には依頼しておいた方が良いでしょう

開眼供養

納骨にあわせて墓石を作った又は寿陵墓としてすでにお墓を造っていたが誰も納骨していない場合はお墓の開眼供養をしてから納骨供養となります。

開眼供養はお性根入れ、魂入れなどとも呼ばれ、単なる石がお性根を入れることによりお墓として成り立ちます。

開眼供養では洗米、塩、酒の用意をするように言われるかもしれません。用意する場合は塩米は大さじ1位、酒はワンカップあたりでいいのではないでしょうか。

注意として残ったお酒を墓石にかけることは絶対にやめましょう。シミになります。

参列者への御礼

引き出物

引き出物も地方によって風習がちがうのでローカルルールに合わせるのが一番ですが、基本あまり重い物は避けた方が良いでしょう。
納骨式に参列される方全てが車で来るわけではありません。電車、バスを乗り継いでくる方もいらっしゃいますし、納骨式の性格上お年を召した方が多いはずですので、海苔やお茶など軽い物が無難かと思います。

会食の用意

納骨式が終わって「はい解散」では失礼ですし、遠路はるばる来ていただいた方々におもてなしをしましょう。

民営霊園などでは会食室があるところが多いので、納骨式が終わったら会食となる場合が多いようです。その霊園出入りの仕出し料理屋が納骨式が終わる頃合いを見て食事の用意をしてくれますので楽です。3千円~8千円/一人程で、アルコールやジュースも用意してくれ、蓋を開けた分だけ請求となります。

これを会食室が無い霊園又はあっても使わない場合は納骨式終了→数台の車に分乗して近くの懐石料理などに向かう→数台はぐれて食事が遅くなる。のパターンをよく見ます。少人数なら何処でも好きな所で食事すればいいと思いますが、上記の理由から数台での分乗はオススメしません。

まとめ

以上のように四十九日まで施主の方は色々な事を考えこなさなくてはなりません。四十九日は亡くなってから約1か月半しかありませんので本当にあっという間に過ぎてしまいますので段取り良く様々な事をこなさなくてはなりません。

この記事では納骨式の事だけですが、実際には他に保険関係や相続の問題などやらなくてはならない事が沢山あります。
四十九日、納骨までは忙しすぎて悲しんでるヒマもないとよく聞きます。

納骨式が終わるとやっと一息、そこから悲しみが湧いてくるともよくお聞きします。

この記事をご覧の方で近親者に不幸があった場合はあなたの出来る範囲でサポートしていただければと思います。

以上がこの記事で伝えたかった事となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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