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都立小平霊園平成30年度募集要項
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東京都の北西部に位置し埼玉県との県境にほど近い自然豊かな都会のオアシスで、西部新宿線と新青梅街道の間にあるのが東京都営小平霊園です。
65万平方メートルもの広大な地形の約半分は緑地という贅沢なつくりは他の都営霊園はおろか、民営霊園や寺院墓地でもこれほどゆったりした造りの霊園は皆無です。
そして小平霊園の最大の特徴といえるのが、都営霊園で初めて樹木葬に対応したことです。
2012年に第1回目の募集をしたところ、都立初の樹木葬ということもあり、メディアでも大きく取り上げられたこともあり、初年度500体の募集に対して16倍の応募が殺到しました。
近年の少子高齢化の影響でお墓を持つという選択が出来ない家庭が増えている証拠なのかもしれません。
小平霊園はその名の通り小平市にあるものと思いがちですが、実際は小平市と東村山氏と東久留米市にわたっているのですが、住所は管理事務所がある東村山市です。
小平霊園の様子
住所
東京都東村山市萩山町1-16-1
施設内容
管理事務所、無料駐車場、休憩所
650,000㎡(東京ドームおよそ13.8個分)
公共交通機関
西武新宿線「小平駅」より徒歩約5分と他の都営霊園同様交通の便が良いことが小平霊園の人気の理由です。
駅から徒歩5分の霊園というものはそうそうあるものではありません。
車があればどんな田舎の霊園でも行けますが、運転できない年齢になってしまったら、駅から徒歩で行ける霊園というものは本当にありがたいことです。
お車でのアクセス
青梅街道と新青梅街道に挟まれた場所に位置する小平霊園は都心からの車のアクセスも良い為、お車で行かれても、電車で行っても便利な霊園です。
応募資格
- 申込者本人が、申込期間満了日において、都内に継続して5年以上居住しておりそれを住民票で証明できること
- 現在守っている親族の遺骨がある方
- 申込遺骨から見て親族であること(6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族
- 遺骨に対して、(葬儀の喪主を務めた)(法事の施主を務めた)(役所に死亡の届けをした、或いは火葬の申請をした)等御遺骨を守っていく立場にある方
申込み方法
例年詳細は5月末に公表されます。
都立霊園募集に関する案内は例年【広報東京都6月号】にて最初の案内がありますので都立霊園を検討されている方は必ずよく確認しましょう。
そして都立霊園申込みの際は次の2通りの方法があります。
インターネットでの申込み
インターネット申込みの際は事前登録が必要となり、例年6月末から登録可能となります。
郵送申し込み
「申込書」と「申込みのしおり」は次の場所にて6月末から配布されます。
- 都庁第一、第二本庁舎1階・2階の案内コーナー
- 各都立霊園・葬儀所の窓口
- 都内各区市町村窓口
- 公益財団法人東京都公園協会 霊園課(〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 東京都健康プラザ「ハイジア」10階)
平成30年度の募集は
平成30年5月25日に発表がありましたので、募集詳細をまとめます。
一般埋蔵施設(一般墓所)
募集数:70か所
㎡数:1.80~5.95 ㎡
使用料:1,540,800~5,093,200 円
年間管理料:1,320~3,960 円
芝生埋蔵施設(芝生墓所)
募集数:20か所
㎡数:4.0㎡
使用料:3,464,000 円
年間管理料:3,560 円
小型芝生埋蔵施設(小型芝生墓所)
募集数:100か所
㎡数:2.0㎡
使用料:1,818,000 円
年間管理料:1,780 円
樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓所)
募集数:1600体
使用料:遺骨一体あたり128,000円/粉状遺骨一体あたり42,000円
年間管理料:無
樹木型合葬埋蔵施設(樹木墓所)
募集数:300体
使用料:遺骨一体あたり188,000円
年間管理料:無
募集スケジュール
[su_note note_color=”#ee6941″ text_color=”#0f0d0f”]申込み配布:6月 25 日(月)から7月 17 日(火)まで
申込み期間:7月 2日(月)から7月 17 日(火)まで
抽選日:8月 28 日(火)
使用許可:12 月中旬[/su_note]
過去の募集実績
平成30年度の募集要項ではなく平成29年度の募集実績ですのでご注意願います。
申込書配布 | 6月23日(金曜)から7月18日(火曜)まで |
申込期間 | 7月3日(月曜)から7月18日(火曜)まで |
抽選日 | 8月29日(火曜) |
使用許可 | 12月中旬 |
一般墓所募集数 | 77か所 |
申込み数 | 474 |
倍率 | 6.2倍 |
芝生墓所募集数 | 20 |
申込み数 | 81 |
倍率 | 4.1倍 |
小型芝生墓所募集数 | 100 |
申込み数 | 414 |
倍率 | 4.1倍 |
平成29年度の募集実績ですのでご注意願います。
毎年出る失格の訳
例年資格を満たさずにせっかく当選しても失格になる場合が非常に多いので資格要件を満たしているかどうか必ず確認してください。
何故なら申し込み後⇒抽選⇒資格審査となる為です。
資格を満たさない例
居住年数
居住年数は亡くなられて御遺骨となられた方ではなく、申込みをされる方の居住年数です。
したがって亡くなられた方が都内在住であったとしても申込者が都内在住でなくてはならないのです。
数か所に応募
資格のある方は一か所にしか申込み出来ません。
もし二か所に申込みされますと二重申込みとなって失格となります。
兄弟間・親子間で複数申込み
同一遺骨を複数の施設に申込みがあった場合は失格。
例えば父親の遺骨があり都内在住の二人の兄弟の場合、兄弟間で連絡を密接に取り合っていなかった為それぞれ同一遺骨なのに複数申込みとなってしまうので、知っててわざとの場合はもちろん、知らずに申込みした場合でも二重申込みで失格となります。
兄弟間・親子間での連絡は密にしなくてはせっかく当選しても無駄になります。
記載内容の相違
申込み内容の記載が事実と異なる場合は失格となります。
申込み代行
申込み代行とはわずらわしい都立霊園の申込みを石材店に申込みを代行してもらうことを言い、当選した場合はその代行してくれた石材店に墓石をお願いするものになります。
しかしここでも自分でも申込みをしてしまったり、親兄弟が申込み代行を聞いておらず別に申込みをしてしまい二重申込みになってしまう事例が毎年あります。
一括見積
都立霊園で墓石の建立を新たに考えている方は次のように思ってはいませんか?
・知り合いの石材店に申込み代行をするからと言われている
・代行してもらえれば楽そう
・相場は何処でもそれほど変わらないのでは?
確かに一生の内何回もお墓を造ることは有りませんのでわからないのも無理は有りません。
しかし墓石業界は未だに不透明な部分が多い為同仕様の物であっても石材店によっては100万円以上もの差が出る事もあるのです。
ましてや石材店での申込み代行の場合、当選時は当然その石材店に墓石をお願いする事になり他の石材店と比較検討することは出来ません。
比較検討もしないで一社だけで話を進めて本当にいいのですか?
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都立小平霊園まとめ
駅近、平坦、整備された区画
これだけ便利な霊園は他の都立霊園と比べても際立っています。
電車でも車でも行ける便利な霊園ですので毎年抽選倍率が高いのが小平霊園の特徴です。
平成29年度の一般墓所募集数77に対し申込み数は474で倍率も6.2でしたのでほんの一握りの方しか手に入れる事ができないのが現実です。
その為抽選に外れた方は来年まで待つか、どこかに決める場合もあります。抽選は公平ですので当たらない人は何年かかっても当らないものです。
これがいわゆる納骨難民と呼ばれ東京都だけでなく全国的な問題でもあります。
そこでその納骨難民問題を解決する事ができる可能性をもっているのが納骨墓(のうこうぼ)と呼ばれる新しいタイプのお墓です。
こちらの記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください。
>>【納骨墓】これからの新しいお墓の形が少子高齢化時代の答え
納骨墓は特に東京都内の寺院で続々と急増していますので都立霊園の抽選が外れて途方に暮れた方は真っ先に検討すべきです。
何故ならあの憧れの小平霊園は都心の真ん中ですので当然墓域を拡張して新規募集しているわけではありません。例年募集のある区画は返還区画を募集しているのです。
つまりやっと手に入れた憧れの小平霊園でさえも跡継ぎ不在でお墓を護持する事ができなくなりやむなく墓所を返還した。又は使用者が身寄りがなく死亡する。使用者が行方不明となり5年間管理料が未納となった場合などに墓石撤去後に募集となるのです。
毎年募集があると言う事は、毎年その数以上墓所返還(墓じまい)する人がいると言う事なのです。
せっかく苦労して手に入れたお墓は少子高齢化やそれぞれのご家庭の事情によっては今後お墓を維持できなくなる可能性が有るということなのです。
それぞれのご家庭の事情によってはお墓を造らない方が良い場合もあると言う事です。
これはとても大事なことですのでよく頭に入れておいた上でお墓をどうするのか考えていただきたいと思います。
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