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お墓の砂利が年数と共に少なくなってしまう最大の原因は雑草!

  
砂利
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お墓の砂利が年数と共に少なくなってしまう最大の原因は雑草!
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お墓を造ってはや何十年・・・たしか最初はたっぷりと墓所内にあったはずの砂利が年々少なくなっているような気がする。

お墓参りでこのように思われている方は多いのではないでしょうか。

どう考えても減っているよね?

何故減るのかな?

原因は?

お墓の砂利が年数と共に少なくなってしまう最大の原因は雑草!

の記事をご覧いただきありがとうございます。これらの疑問にお答えさせていただく管理人のセイクredと申します。この記事では

砂利の役目

砂利が減る原因は雑草

何故雑草が原因なのか

効果的な対策は?

以上の内容となっておりますので、砂利対策にお悩みの方に少しでもヒントになればと思います。

砂利の役目

先生
砂利の役目としては

お墓の墓石を際立たせ高級感を出す

雑草の防止

墓所のぬかるみ防止

などの役目があります。

これが砂利を敷かず土のままだとどうでしょう?

何となくしまりがない

雑草生え放題

地面に落ちた雨粒が跳ね墓石にドロ汚れが付く

雨の日はぐちゃぐちゃで墓所中泥だらけ

などとなってしまいますので砂利はお墓にとっては必要不可欠なものであるのです。

しかし雑草防止効果といっても、実際は相当厚く敷いても雑草は生えてきますのであまり効果はありません。

砂利が減る最大の原因は雑草

墓所内の砂利の上を踏むと少しずつ最下層の砂利は少なからず土に潜っていく事が考えられます。しかしその影響はわずかであり、砂利が年々土の中に潜ってしまう原因は他の要因が大きいのです。

その最大の原因は雑草にあります

何故雑草が原因なのか

原因
雑草はその名の通り、雑多な種の植物のことであり、種が風に乗って運ばれてきたり、鳥に食べられた種子がフンとして墓所内に落ちたものが芽を出したりしますので、屋外施設であるお墓では防ぐ事が難しいものです。

前回お墓参りに行ったときキレイに雑草を取ったのに、3か月後に行くとまた雑草だらけ・・と言う事はよくあることであり、皆さん経験されているはずです。

この雑草も雑多な種類があり、根の張り方が一番のポイントとなります。

根があまり張らない雑草、わかり易く言えば「カイワレ」や「もやし」のようなあまり根が張らない雑草は抜くのも簡単です。
雑草1

しかし根が思いっきり張っている雑草の場合、
雑草2

抜いた時大きな穴が生じます。
雑草3

そこに上部にあった砂利が穴に落下し潜る事になります。

これの繰り返しにより上部にあったはずの砂利が土の中へ、つまり上下混ざってしまう事により砂利が下へ土が上になってしまう事により砂利が減ってしまったように感じてしまうのです。

実際は土の中に潜ってしまっただけなのです。

効果的な対策は?

一番の解決方法は土と砂利が混ざらないようにすることになります。

コンクリート

一番効果があるのは土の部分にコンクリートを敷設する事です。コンクリートを敷設してその上に化粧砂利を敷けば絶対に下にもぐることはありませんので砂利が減ると言う事は起きません。

もっとも、コンクリートを敷設したとしても絶対に雑草は生えないというわけではありません。

わずかな隙間から生えてきたり、長年どこかからわずかな土が運ばれてそこから芽を出すこともあり、雑草魂のごとくたくましいのが雑草です。

しかしコンクリート敷設の難点は施工金額が高額になってしまう事です。今後お墓参り事に重労働の雑草取りから解放され、尚且つ砂利が減る事がなくなるメリットはありますので、見積もりしていただいて検討する価値はあります。

見積もりが高いからと言って自分で作業するのは是非控えていただきたいと思います。

以前、墓所内をセルフ作業でコンクリート敷設された方がいましたが、とんでもないことになっていました。

コンクリート作業の心得があるのか、仕上がりはとてもキレイなのですが、やってはいけない部分までがっちりコンクリートで固めてしまったのです。その部分とは納骨室の蓋部です。

関東地方のお墓は石塔の前部に拝石というものがありその蓋を開けて人が潜り込み納骨します。

その拝石部までがっちりとコンクリートで固めた為に蓋を開けられなくなってしまったと言う事がありましたので、必ず石屋さんに依頼してください。

防草シート

そしてオススメなのが防草シートです。
防草シートの利点は

雑草防止

安価

セルフ作業可

砂利の潜り込みも無い

こちらも防草シートを土の上に敷設する事により土中も潜ることもなくなります。
いいこと尽くしの防草シートですが注意点もあります。

それは安価な織布タイプの防草シートを使用しない事です。織布タイプは最初の数年は効果があるのですが、永続性がない事です。

雑草はわずかな隙間があれば根をおろし成長しますので、織布タイプの隙間から突き破って雑草が生えてきてしまいます。

ホームセンターなどで販売されている安価な物の多くはこの織布タイプです。縦と横に順に織り込んであるのですぐわかります。

経年変化で織り込みがほつれてしまい、砂利が土に潜る事になります。

せっかく苦労して墓所に設置しても数年経過したら又元の通りになってしまっては悲しいですよね。

不織布タイプの防草シートを選ぶことが重要です。

中でも防草シートのTOPブランドのザバーンを強くオススメいたします。

実際に不織布タイプの防草シートを自分で敷設し今でも全く雑草が生えくなった方の記事です。

墓所内砂利のメンテナンス

お墓砂利をネットで検索すると

お墓参りの際は砂利は徐々に土に潜るものですからバケツに取り出してキレイに洗いましょう!

とかありますが、

・・・本気ですか?

・・・・本当にやった事あります?

これ実際にやると本当に大変な作業なんですよ。

我々の場合、お墓から取り出した砂利を一輪車に乗せて水場まで待って行き、フルイに砂利を入れ洗うのですが、広いお墓だとそれだけ砂利の量が半端なく多く重いので、正直腕が上がらなくなるくらい大変な作業となります。

これを一輪車も無くバケツでやるの?

水場までバケツで持って行くの?

一体水場まで何百往復しなくてはならないのでしょうか?

現実的ではありません。

それよりも、砂利の汚れなどが気になる方はコンクリートを敷くか防草シートをお考えになった方が良いと思います。土と混ざる事が無くなるのでそもそも汚れないので砂利洗いなどの重労働をしなくて済みますので後々のメンテナンスが楽になります。

以上がこの記事で伝えたかった事となります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

お墓の雑草や植木のトラブル防止をまとめた記事ですので参考にして下さい。

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