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納骨式の時間帯はいつにすればマナー的によいのでしょうか?
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ある年配の方からなるほどなという話を聞きました。
朝起きた時「ああよかった!今日も生きて目覚める事が出来た」と最近思うのだそうです。
その方は特に病気がちとかいうわけではないのですが、同年輩の方々が身近で亡くなっていく事で、自分ももしかしたら明日の朝、目覚めることなくあの世に・・・と考えてしまうそうなんです。
若い頃は寝て起きたら当たり前に朝日が昇っていて、起きて朝ごはんを食べると思いがちですがお歳を召すと生きている事そのものに感謝するのだそうです。
しかし現実には今こうしている間にもどこかで誰かが亡くなっています。
人は誰も死を免れないのです。絶対にです。
不幸にも身内の方が亡くなった場合喪主の方はそれこそ悲しんではいられない位に色々な事をこなす必要があります。
葬儀社に連絡し葬儀の打ち合わせ。
身内への連絡。
通夜葬儀など。
葬儀が終わっても一息ついていられません。次は四十九日納骨の予約手続きもしなくてはなりません。
納骨式って何時から始めればいいのだろう
遠方の親戚もお呼びするしな・・
納骨式ってどのくらい時間がかかるものなのだろう?
など人生においてはそうそう何度も喪主になることはありませんのでわからない事がいろいろあります。
納骨式の時間帯はいつにすればマナー的によいのでしょうか?
の記事をご覧いただきありがとうございます。管理人で石屋のセイクredと申します。この記事では
納骨式の時期
実際多いのは11時から
納骨式を滞りなく行う為のポイント
以上の内容になっておりますので納骨式の時間帯をどうしようかとお考えの方は参考にしてみて下さい。
納骨式の時期
- 仏教の場合は一般的には四十九日に行う事が多い
- 神道一般的には五十日祭に行う事が多い
- キリスト教1か月後の追悼ミサ又は昇天記念日
もちろんこれはお墓がある方のことであって、お墓が無い場合は百か日や1周忌、一年祭に行われることもあります。
実際一番多いのは11時から
納骨式において一番多い時間帯は11時からが最も多いのです。
四十九日法要後に墓前で納骨式という形が一般的になります。
理由1アクセス
11時からが多い理由として納骨式の場合礼拝堂などで四十九日法要を行って約30分、墓前に移動して納骨式が約30分位のスケジュールとなりますので、終了するのが12時と言う事になります。
納骨式は近くに住んでいる親戚だけでなく遠方からわざわざいらっしゃっていただくこともあります。
これが9時半開始となりますと、遠方からいらっしゃる方は通勤渋滞や事故に巻き込まれて遅れてしまったり、電車の場合でも送電線の事故や雪や人身事故など予期せぬ事で遅れる場合もありますので相当早く家を出る事を強要する事にもなりますので、11時開始位が近隣からいらっしゃる方、遠方からいらっしゃる方にとっては一番集まりやすい時間帯ということです。
理由2会食
納骨式が終わって「はい、お開きにしましょう、今日はありがとうございました」というわけにはいきませんよね?
わざわざ遠方から来ていただき、又貴重な時間を割いて来ていただいたのに、そこでお開きにするのはマナー的にもいかがかと思います。最大限のおもてなしをするのが施主の役目でもありますので、納骨式が終わった後はほとんどの場合が会食でもてなす事がほとんどです。
霊園や寺院で会食しなくても少人数の場合近くの割烹料理に行く場合もありますので11時開始で納骨式が終わる12時から食事するために11時開始なわけです。
これが13時スタート14時会食となりますと、皆さん大変なんですよ。
私が納骨作業をしますので、私を中心に狭い参道に密集します。納骨の最中はご住職様のお経が青空の中天高く響くものですがそれに混じって
「ぐ~~!」
お腹が鳴っている音が結構聞こえるのです!本人も恥ずかしいでしょうが、私も厳かな場で笑う訳にはいかないのです。
人間お昼になったら腹が減るものです
したがって法要の予約を見ていてもほとんどが11時からが先に埋まりますので、しかたなく10時半開始だったり11時半開始の予約から埋まっていく事になります。
霊園や寺院によっては礼拝堂が一つしかない所がありますので同時に2組開始する事が出来ない場合もあります。
法要の細かいことは後に決めればいいことなので、まずは日にちだけ決まったらすぐに連絡し11時からの時間帯を予約するのがいいのです。
納骨式を滞りなく行う為のポイント
納骨式は土日に行う場合が多いので、施主は参列者全員のアクセスを気遣う事が大切になります。
車で来られる方にはそのルートによっては遅れる場合もあります。遅れの原因は3連休などの初日に当たってしまい高速道路を使った結果大渋滞で全く動かず法要の時間に間に合わない事が一番多いようです。
大型霊園などでは土日に法要がぎっしり詰まっている場合が多いので、「あと二人まだそろっていないので、開始を待って下さい」というわけにはいかないのです。
決められた時間にスタートしないと、次の組に迷惑かけるからです。又、僧侶や神主さんも次々後の予定がある場合があります。同じ霊園の別の組の場合もありますし、他の霊園に移動して法要の場合もありますし、お寺の檀家さんの家に行かなければならない事もあります。
決められた時間に終わらないと困るのです。
土日の法要を見ていますと、遅れて途中から参列する参列者が必ずいます。ヘタすると納骨式が終わってから霊園に到着する方もいるのです。
参列者ならまだしも肝心の施主が渋滞に巻き込まれ遅れるといったこともあります。当然遺骨と一緒ですので納骨式を始める事すら出来ませんので絶対に避けなくてはなりません。
その点日本の電車の正確性はさすがですが、絶対と言うものでもありませんので過信は禁物です。
そして納骨式で本当にあった出来事ですが、
「時間通りに霊園到着」
「服装もバッチリ」
「参列者も全員そろった」
「あれ??・・・」
「肝心の遺骨・・・」
「家から持ってくるの忘れちゃった!」
これ本当にあった事で、今でも伝説となっています。
これでは何をしに遠路はるばるやって来たのか全くわかりません。
後日再度予約を取り直して納骨しましたが、本来の目的である遺骨を納めるのが納骨式なのですから施主はあわててた、うっかりでは済まされないのです。参列者にも霊園にも僧侶にも迷惑かける事になりますので、当日は慎重に確実に行動することが大事なのです。
以上がこの記事で伝えたかったこととなります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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