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墓石の赤ダニ(タカラダニ)の効果的な駆除法とは
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春の訪れと共に植物が次々と目覚め色鮮やかな色彩を楽しむ事が出来ますが、同じく春の到来と共に目覚めるのが虫類です。
長い冬を土の中でじっと耐え、卵で冬越しした虫が一気に元気を取り戻します。
ゴールデンウィークあたりになると決まって毎年その姿を見ることになるのが、タカラダニと言われる小さく赤い虫です。
- あれキモいよね
- 潰すと真っ赤!
- 動き早っ!
- 洗濯物にもいっぱいくっついてくる
- 刺してくるの?
など気になる所ですよね。
墓石の赤ダニ(タカラダニ)の効果的な駆除法とは
の記事をご覧いただきありがとうございます。管理人のセイクredです。
この記事では
- タカラダニとは
- 人を刺すわけではないが
- 効果的な駆除法
- お墓の効果的な駆除法は水
の内容となっておりますので私がやっているタカラダニとの付き合い方を参考にしてみて下さい。
タカラダニとは
ダニは昆虫界の中でも解明されていないことが多く世界中で20000種とも言われ日本では150種類ほどいるそうです。
ダニと言ってもチリダニやイエササラダニやツメダニ、コナダニ、ニクダニ、ホコリダニなどその生態はあまりにも多様で人の血を吸血するものや人に害をおよぼさない種、人に害を及ぼさないがその死骸やフンがアレルギーの元になるものなど、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの重篤な症状を引き起こすものなどこれだけ身近にいるにもかかわらず未知なる生物なのです。
その中の1種であるタカラダニは1㎜程の大きさ、真っ赤な体が特徴で1990年代から日本各地で見られるようになったようです。
生態
5月のゴールデンウィークのころから活動を始め梅雨前の暑い日の屋外のコンクリートや家の外壁、ベランダや家の中にまで入り込んで活発になります。
しかし不思議なことに梅雨が到来するとその姿もぱったりとみられなくなります。
このことから水に弱いと考えられています。
よくいる場所
コンクリートや河原の石階段、建築物の屋上や外壁、プールなど主にコンクリートがあるところによくいることから地衣類や花粉など胞子や花粉を食すと考えられています。
白より黒がお好き
墓石でもゴールデンウィークから梅雨シーズンにかけては毎年大発生します。この時期お参りに来たことが無い方は初めて見るこの地獄のような光景に相当驚くようです。
「大変です、お墓が赤い虫だらけで怖くてお掃除できないので何とかしてください。」
何しろ無数に赤くうごめくダニは相当怖いようです。
そしてタカラダニにも好みがあり、お石塔の色が白石よりも圧倒的に黒石で多くその姿を見ることが出来ます。白石よりも黒石の方が熱がこもりやすく高温になる為のようで、タカラダニはお熱いのがお好きなようです
人を刺すわけではないが
タカラダニはマダニやイエダニのように人をかんだりするわけではないのですが何かと不快になるようです
つぶすと真っ赤に
タカラダニはダニの中でも大型な部類で1mm前後あり、真っ赤なボディーはいやでも目につきます。
墓石を掃除すると気を付けていてもどうしても潰してしまうことになります。そうなると持参した雑巾はものの見事に真っ赤っかになってしまうのです。
害がないとはいえこの体液でかぶれる方もいらっしますので出来るだけ避けたいものです。
動きが速すぎて気持ち悪っ!
- クモは節足動物門、蜘形網、クモ目
- ダニは節足動物門、蜘形網、ダニ目
で足が八本あるクモに近い仲間なのですがクモとの大きな違いが足の位置となります。
クモは胸部から足が生えているのに対しダニは腹部より足が生えています。
足が8本あるからか歩く速度が異常に早いのが特徴です。温度が低い場合は動きが遅いですがあたたかくなるとそれはもうものすごい速さで動き回ります。
これが無数にあちこちにうごめくわけですから特に女性は怖いと感じるはずです。
1分間に50㎝程移動するとされてましたが、実際よく見ていると、1分間で少なくても1m位は楽に移動できる位の速さです。
一般的に人は足がいっぱいあって動きが素早いものを本能的に怖い、気持ちが悪いと感じるようです。
効果的な駆除法
ダニはクモに近い生物なので、クモ用の殺虫剤などが利くようです。クモ用の殺虫剤には殺虫効果と忌避効果といって近寄らせない効果が長期間継続するようなので家の外壁に塗布するのは一応効果的があるようですが・・・
お墓の場合は駆除するという考え方は取らない方が良いと思います。
お墓の効果的な駆除法は水
その理由
関東のお墓の外柵は基本コンクリートでその上に羽目石があります。そして墓所内には化粧砂利がありますので、お墓の全ての場所にタカラダニが潜んでいると考えられます。
タカラダニの好物である花粉がコンクリート基礎にも石の上にも、化粧砂利にも花粉が付着しているので、基礎などの下から上の石塔へと昇っていきます。
お石塔などの石材に殺虫剤などはシミの原因にもなる場合もありますので、お石塔や外柵には噴霧することは避けた方が良いです。
そして「一寸の虫にも五分の魂」ということわざがあるように小さいダニでも生き物には違いありません。
お墓での殺生は出来るだけ避けたいものです。
タカラダニを退治するのではなくお掃除の時だけ石塔から除外する方法を私は取っています。
うごめくタカラダニを潰さず墓石を拭く方法
墓石を拭く前にタカラダニを下に落とせばいいのです。
石塔の上の方から水をかけて下に落とし石塔を拭けばいいのです。単純に考えると洗車するようにホースで石塔の上から水をかけていけばタカラダニは下の地面に落ちます。しかしお墓に洗車用ホースなどありませんので実際には無理です
それならやり方をよく考えなくては行けません。
単に桶で石塔の上から掛けると和型の場合段差で跳ねた水+ダニが自分にかかってしまいます。自分の服に真っ赤なダニがいっぱい付着・・・これはものすごく不快です。
なので何か良い方法はないかと考えていたら良いものがありました。
普段皆さんが使っている家庭用洗剤やお風呂の洗剤などの中身をキレイに洗い、水を入れて石塔の上から下へ順に水をかけて地面に吹き飛ばしてあげるのです。こうすることによって雑巾がつぶれたタカラダニで真っ赤になる事もありません。
退治するのではなく下に落としてあげるのです。水にぬれた垂直面を昇っていく事はタカラダニには出来ませんので、墓石を掃除し拭き上げます。
その後石塔が乾いたら、又彼らは石塔に昇っていくのでしょうが、それはしょうがない事です。タカラダニは梅雨の到来と共に消えゆく運命なのですから好きにさせてあげましょう。
以上がこの記事で伝えたかった事となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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