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死後離婚急増の理由は縁を断ち切り墓を共にしたくないから

  
縁
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死後離婚急増の理由は縁を断ち切り墓を共にしたくないから
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「死後離婚」最近どこかでよく耳にするのではないでしょうか?

ここ数年死後離婚の申請数は増え10年前の1.5倍にも増えています。

死後離婚ってどういう意味?

配偶者が亡くなったら婚姻関係は終わっているはずでは?

旦那と旦那の両親と同居、もし旦那が亡くなったら私が両親の面倒をみるの?

姑がいや過ぎ!

それぞれの家庭には色々な事情があり高齢化社会の日本では他人事ではなくなっています。
死後離婚急増の理由は縁を断ち切り墓を共にしたくないからの記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。

この記事では

死後離婚とは

何故死後離婚をしたいのか

死後離婚の方法

死後離婚の注意点

の内容となっておりますので、今現在お考えの方や死後離婚が気になっている方は参考にしていただければと思います。

死後離婚とは

死後離婚

配偶者が亡くなった後に離婚するものです。だが死後離婚という名称は正式にあるわけではなく造語です。

婚姻関係は夫婦どちらかが死亡した時点で終了しているため、わざわざ離婚届など出す必要はないのです。にもかかわらずどうして死後離婚をするのでしょうか?

何故死後離婚をしたいのか

配偶者が亡くなった場合は確かに婚姻関係は終了しているのですが、その配偶者の親族(義父、義母)との姻族関係は継続されているのです

ということは場合によっては年老いた義父、義母の面倒を見る必要があるかもしれないのです。

例えば亡くなった旦那が長男でかつ義父、義母と同居などの場合です。

民法730条では

同居の親族は扶養義務がある

となっています。つまり旦那は亡くなってしまったけど、年老いた義父や義母は扶養義務があるのです。

同居じゃないからうちの場合は大丈夫と思っていませんか?

同居ではなくても

民法第877条では

直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。
前項の規定による審判があった後事情に変更を生じたときは、家庭裁判所は、その審判を取り消すことができる。

つまり同居していない場合には直系血族である子供(旦那の兄弟など)が扶養の義務がありますが、亡くなった旦那が一人っ子の場合はどうなるのでしょう。

第2項の特別の事情があるときは三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。

・・・もしもし!

・・・・あなたですよ!

あなたに扶養の義務があるのですよ。

結婚後舅や姑と仲良く上手に付き合ってきた方は長年の情もありますので舅や姑の面倒をみてあげるのが人としての道。というようなできた心の持ち主ばかりではないのが現実です。

このように亡くなった旦那の親などとの縁を断ち切るものこそが死後離婚であり
その方法こそが「婚姻関係終了届」なのです

ではどの様な理由で死後離婚に踏み切るのでしょうか?

生前旦那とうまくいってなく憎しみのみ

・旦那の浮気をずっと我慢していた
・姑にずっといびられていたのに旦那は見て見ぬふり
・遺族年金、遺産はしっかりいただいてからおさらば

旦那は好きだったが舅姑が嫌い

・旦那さえいれば何とかできたかもしれないが上手くいく自信もないしもう勘弁。
・永年姑にいびられてもう耐えられない
・あの姑と絶対同じ墓には入りたくない
・生活習慣が合わな過ぎる

旦那が亡くなった後まで舅姑の面倒は見たくない

・旦那が亡くなったからには舅姑とは他人でしょ。
・自分の生活も大変なのに
・なんで私が舅の面倒を見る必要が

死後離婚の方法

死後離婚の方法はいたって簡単。「婚姻関係終了届」を役場に提出すればあっという間に完了します。そうあっさりと、バッサリと縁を切ることが出来ます。
しかもこの「婚姻関係終了届」は舅や姑の同意は一切必要もなく、一方的に提出することが出来ます

したがって舅姑はその事実を知らぬ間に縁が切れているのです。

死後離婚の注意点

死後離婚するからには注意すべき点が出てきます

旦那と同じ墓には入れない

当然ですが姻族関係が解消されているわけですからあなたが亡くなった際は旦那と同じ墓には入れてくれません。

と言うか死後離婚すると言う事は旦那と同じ墓には入りたくない、舅や姑と同じ墓には入りたくないと思っている方がするので自分の行くべき終の棲家を探す、考える必要があります。

年老いた舅姑をから・・

いくら旦那が亡くなったからって「じゃあこれで縁を切りましょう」とは中々出来ないのも事実です。先ほどから例として旦那が亡くなった仮定にしていますが死後離婚(婚姻関係終了届)を提出するのはほとんどが女性だからです。

男性の場合奥さんが亡くなって奥さんの義母、義父の面倒を見なくてはならない状況になると自分では無理な為、施設へ頼む事が多いので男性が婚姻関係終了届を出すケースは少ないんだそうです。

女性であるあなたが婚姻関係終了届を出せば、舅、姑からは激しくののしられることが予想されます。

「人でなし!」

「恩知らず!」

「せがれが亡くなったのはあんたのせいだ!」

「年老いた我々を見捨てる気?」

などは当然言われるでしょうし、その覚悟が必要です。

まとめ

今後恐怖の超高齢化社会となります。それに伴いこの死後離婚も増えることは間違いありません。
死後離婚に関して、すべてはそれぞれのご家庭により事情が異なるので一概に「良い」「悪い」とは言えないと思います。

死後離婚する事により今までの束縛から解き放たれる方もいらっしゃるでしょうし、新たな第二の明るい人生を歩むことも出来るかもしれません。

しかし今一度ふり返ってみて下さい。旦那と出会ったのは何かの縁、舅姑とも何かの縁があり姻族関係となったのです。その姻族関係を終わらせるのは紙切れ一枚であっという間です。

信頼がおける方によく相談し深慮したうえで判断してください。

縁なき衆生は度し難し

仏の教えに接する機会のないもの(仏縁)にはさとす事が出来ないので救いようがない。
ここから、人の忠告を聞こうとしないものは救いようがないと言う意味です。

縁という細い糸を断ち切るのも繋ぎとめるのもあなた次第!

以上がこの記事でお伝えしたかった事となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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