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お彼岸に結婚式は縁起が悪い?縁起の本当の意味がナルホドすぎ!

  
結婚式
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お彼岸に結婚式は縁起が悪い?縁起の本当の意味がナルホドすぎ!
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古来より日本では縁起を大事にしてきました。

皆さんは縁起と聞くと何を想像しますか?

「初夢では一富士、二鷹、三茄子っていうけどなかなか夢に出てこないな」

「朝から茶柱が立った!こりゃあ縁起が良い」

「車の前を黒猫が横切った!なんて縁起が悪い」

「てやんでぇい!数字は末広がりの八が縁起が良くて好きだな!でも八角親方は最近縁起悪い事ばかりだな・・」

など普段から縁起を担いだり使っていたりしていませんか?

お彼岸に結婚式は縁起が悪い?縁起の本当の意味がナルホドすぎ!
の記事をご覧になっていただきありがとうございます。セイクredです。この記事では

結婚式は春と秋の時期に多い

お彼岸とは

年に二度の大切なお彼岸の時期はお墓参りに行かなくてはならない

お彼岸期間中に結婚式を挙げるのは縁起が悪いことではない

結婚式の招待状で気を付けるべきマナー

以上の内容となっておりますのでお彼岸期間中に結婚式を挙げることをお考えの方は是非とも読んで参考にしていただきたいと思います。

結婚式は春と秋の時期に多い

結婚式
年間を通して結婚式が多いのは3月、5月、9月、10月、11月などの春と秋です。

「本日はお日柄もよく・・」など挨拶にも使われるように気候が安定しており服装、交通機関、温度など招待客に対しての心遣いが感じられることがあげられます。

逆に閑散期は真夏の7月8月、真冬の1月2月と言われています。

その理由として7月、8月は暑い日が続きますし、1月、2月は年間を通して最も寒く雪が多い日が多く、特に8月と1月はそれぞれ夏休みと冬休みの時期です。

長い休暇を利用し家族旅行を計画しているご家族もありますので、結婚式に招待しても欠席となる場合もあります。

ご存じの通り日本は四季が分かれており冬は寒く、夏は暑いのですが、春と秋は割と過ごしやすいものです。

暑さ寒さも彼岸までと言われているように、春は冬の寒さが緩み日一日と過ごしやすくなってきますし、秋は夏のうだるような暑さから過ごしやすい気候へと変わってきます。

そのようなわけで参列者を快適にもてなすには春と秋の時期がマナー的にも心遣いを感じるものなのです。

しかし春と秋は一年を通してのお墓参りの大イベントであるお彼岸があり、そのお彼岸期間に結婚式を設定しなくてはならないことになることもあります。

お彼岸とは

彼岸は読んで字のごとく彼の岸と書きます。

我々が現在いる此岸は煩悩と迷いの地であるのに対し彼岸は悟りや涅槃の地でありサンスクリッド語のパーラミター(波羅蜜多)の漢訳が至彼岸なのです。

つまり煩悩と迷いの此岸から悟りと涅槃の地の彼岸に至る為の仏道修行の期間と考えられており、お彼岸だけはお墓参りへ行くと言う方は多いのです。

お彼岸を詳しく解説した記事です。

>>お彼岸の意味とは

一年中霊園にいる私の目から見ても、年間を通して春彼岸と秋彼岸の期間中が最も墓参客が多いのです。

年に二度の大切なお彼岸の時期はお墓参りに行かなくてはならない

普段忙しい現代人ではありますので、せめてお彼岸だけはお墓参りへ行かなくてはならないと考えている方が多いのも間違いない事実です。

皆さんもそうだと思います。「普段は忙しくて中々お墓参りへ行けないけどせめてお彼岸だけでもお墓参りに」と思っているはずです。

その為姪っ子や甥っ子から結婚式の招待状が届くと

「お彼岸期間中なのに○○ちゃんたら非常識ね、お彼岸中は避けるのが常識じゃない!まったく縁起が悪い!!」

などと年長者からは文句を言われる事もあります。

何故なら昔からお彼岸中の結婚式は避けるようにといわれていますので、お彼岸期間中だけ結婚式場のスケジュールが空いていることも多々あります。

そうするとしょうがなくお彼岸期間中に結婚式を申し込むということにもなるからです。

お彼岸期間中に結婚式を挙げるのは縁起が悪いことではない

茶柱

でも何故お彼岸期間中に結婚式を上げるのが非常識なのでしょうか?

お彼岸期間中に結婚式をあげるのは縁起が悪いってどういうことなのでしょうか?

そもそも縁起って何のことなのでしょうか?

縁起とは

1 吉凶の前触れ。兆し。前兆。「縁起がよい」

2 物事の起こり。起源や由来。

3 社寺・宝物などの起源・沿革や由来。また、それを記した書画の類。「信貴山(しぎさん)縁起絵巻」

4 仏語。因縁によって万物が生じ起こること。

出典元 デジタル大辞泉

現代では縁起は一般的に「縁起が良い」「縁起が悪い」「縁起をかつぐ」など1、の吉凶の前触れの意味で使われています。

しかしそもそも縁起とは因と言う言葉を略したものです。

因縁生起とは仏教において根本思想の一つです。

「縁起」は仏教語の中で私たちに誤解されている言葉の筆頭です。

例えば、朝一番のお茶に茶柱が立ったら縁起がいい。

結婚祝は大安の午前中に持っていくと縁起がいい。

病院にお見舞いに行くときは、鉢ものの花は根(寝)付いて縁起が悪いから切り花にするといい。

などなど、数えたらきりがないほどです。

しかし、もともと縁起は、因縁生(いんねんしょう)とも縁生(えんしょう)ともいうように、全ての現象・事物は何一つそれ自体で成り立つものではなく、無数の関係(縁)によって生じていることを表すものです。

だから、私たちが平生に、縁起がいいとか縁起が悪いとかと言っているのは、そういう存在の絶対的現実に対して、自分の都合に合うものは縁起がいいと言い、都合の合わないものは縁起が悪いと言っているということなのです。

出典元 真宗の教え 

このことを考えてみると、

人と人が結婚しやがて子供が生まれる。

その子供も成長し、やがては縁あって愛すべき誰かと巡り合う。

全くの赤の他人だった者たちが不思議な縁で結ばれ結婚する。又その姻族も縁で結ばれる。

当たり前の事ですが、結婚は決して一人では出来ません。無数の関係(縁)からたった一本の運命の糸を手繰り寄せた結果が結婚なのです。

これこそが結婚式であり、縁起なのです。

その結婚式を挙げる事が縁起悪い訳ありません。結婚は縁起そのものだからです。

お彼岸期間中はただお墓参りしてご先祖様を偲ぶだけのものではありません。

お彼岸は六波羅蜜多を特に意識し自分の成長を御先祖様に報告すべき期間でもあります。

つまりお彼岸期間中に立派に結婚するまで成長した自分の姿を御先祖様にみていただく事は縁起がいい事なのです。

それにも関わらずお彼岸中に結婚式を挙げるのは縁起が悪いと言われる訳は

本来お彼岸中にお参りに行かねばならないのにお彼岸に結婚式へ出席しなくてはならないことは(自分にとって不都合なので)縁起が悪いと言っているだけなのです。

お彼岸に結婚式するなんて縁起が悪い!

お彼岸に結婚式するのはお参りに行けなくて不都合なんだけど・・・

と解釈すればいいのです。

よってお彼岸に結婚式をするのは縁起が悪いという事は無いのです。

しかし参列者の方々はお彼岸期間中に結婚式がであることが事前にわかっているはずなので、お彼岸の前などにお墓参りをずらしてくれるはずですのであまり気にする必要は無いと思いますよ。

結婚式の招待状で気を付けるべきマナー

しかしそうは言ってもやはりお彼岸期間中に結婚式を挙げることに抵抗がある年長者は少なからずいますので、結婚式の挨拶状には忙しいお彼岸中に結婚式を挙げる事への理解を示す為に一言添える事もマナーの一つです。

『お彼岸という忙しい時期に失礼だとは重々承知していますが、◯◯◯の為、他の日は◯◯◯な理由で難しい為、どうしてもこのお彼岸期間中に挙式を行う事となりました。・・・・・・・』

など、一見丁寧な感じに感じますが、実はこの中には忌言葉と重ね言葉が紛れ込んでいます。おまけに慶事にはふさわしくないものが入っています。

皆さんおわかりになりますか?

答えは

忙しい=忌み言葉

重々=重ね言葉

句読点=慶事では使用しない

忙しいには亡くなるという字が入っていますので結婚式などの慶事ではふさわしくないので、忙しいとせずにいそがしいとひらがなにする又はご多用とすることがおすすめです。

又、重々は重ね言葉と呼ばれ言葉を重ねることで再婚や悲しい言葉を連想させるため、結婚式では極力使わないようにすることが大切です。

上の例の重々はよく十分にされた方がいいでしょう。

句読点は文字と文字の区切りに使われます。この区切り切るの忌み言葉が入っていますので幸せが終わる、切れるを想像させるので慶事の場合使わないのです。

句読点を付けずにスペースを入れることによって文章を読みやすくしましょう。

まとめ

・お彼岸期間中に結婚式を挙げることは縁起が悪いわけではない。

・むしろこの期間中に成長した自分の姿を御先祖様に見ていただくためにはもっとも都合が良い期間

・でも参列者はお彼岸なのでお墓参りに行きたいと考えているのも確か。

・しかし縁あって結ばれるのが結婚であり結婚そのものが縁起。

・結婚式の招待状のマナーに気を付けましょう

以上お彼岸と結婚式と縁起についての記事なのでお彼岸期間中に結婚式をお考えの方は抜かり無いよう参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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