墓石の水垢が出来てしまうメカニズムはあなたのその行為が原因?

2016-10-25

あれー!久しぶりにお墓参りに来たら墓石の水垢がひどくなっている

前回のお参りの際大分綺麗にしたはずなのに

おかしいな?毎日お参りに来ている人のお墓の方が汚れているような・・何故?

お墓にどうして水垢が付着するのだろう?

お墓参りに来るたびに不思議に思いませんか?

お墓の水垢が出来てしまうメカニズムはあなたのその行為が原因?

の記事をご覧いただきありがとうございます。

管理人で現役石屋のセイクredです。

私は仕事上毎日毎日お墓を見、お参りに来られる方も見ています。

一年ぶりにお参りに来られる方、1か月おきに来られる方、台風以外毎日お参りに来られる方など人それぞれお参り頻度は違います。

そのほぼ毎日お参りに来られるお客様のお墓は他の同時期に建てられたお墓より汚れているのです。

不思議ですよね、何故なんでしょう?

この記事では

毎日来ている方の行動

墓石に水垢が付くメカニズム

石塔が目地割れしても水垢が

墓石の水垢は取るではなくまずは付けないことから

以上の内容となっております。

お墓をお持ちの方なら必ず思うお墓の水垢の原因についての記事となっておりますので、是非参考にして下さい。

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毎日来ている方の行動

お墓参り

その方は嵐の時以外は大抵いらっしゃいます。

家が近いこともあるのでしょうが、ほぼ毎日お参りに来て故人と対話しているようです。

その真摯な姿勢には心打たれます。

いくら家が近いといっても毎日お参りに来ることはそうそう出来る事ではありません。

その方は遠くから見ていると、

  • 墓石に水をかけ雑巾で洗い
  • 花を交換し
  • お線香をあげ
  • 故人と対話しているようです
  • 長い対話が終わったら最後墓石に水をかけ終了

いかがですか?

大体皆様お参りの手順はこのような感じなのではないでしょうか?

しかし、その方のお墓を確認しますと墓石表面は艶がなく、曇った感じになっています。

同時期に建てられた同じ石材の別のお墓に比べ明らかに、汚れています

別のお墓の方は1年に2回位しか来てません。

一体どうして毎日来てお掃除しているのに、1年に2回しか来ない所より汚れているのでしょうか?

墓石に水垢が付くメカニズム

先ほどのお客様の場合、毎日お参りにきて水をかけているのだから、キレイになっていないとおかしいのでは?

と疑問に思いますよね。

実は最後に水をかけていることが水垢の原因なのです。

「ちょっとまってよ!」

「屋外建造物のお墓は雨の日はどれも濡れて、水をかけている事と同じじゃない?」

「墓石に水をかけているのが原因とはおかしくない?」

「そうですね、確かに雨の日は水をかけているのと同じことですが、決定的な違いがあるのです。」

「それは?」

「晴れている時に水をかけていることなのです。」

「??言っている意味が解らない!」

「通常お参りは雨が降っていない晴の日が多いものです。」

「晴れの日は大気中に色々な微粒子が飛んでいます。」

「チリやほこり、砂に黄砂、pm2.5、そして一番の恐怖対象が花粉です。」

「年が明けると花粉は飛散を始め、最盛期になりますと墓石の上に黄緑色の花粉が模様のように付着しています。」

「これら微粒子は大気中を飛び水のある所に付着し留まってしまいます。」

「水は太陽や熱で蒸発しても微粒子はその場に留まってしまうのです。」

「この積み重ねで微粒子が水垢となってしまうのです。」

「でも雨上がりの日も同じ条件なのでは?」

「雨上がりは大気中の微粒子が雨で洗い流されあまり浮遊していないのです。」

「雨上がりは空気が綺麗で遠くが良く見えるのはその為ね」

「晴れて浮遊物が舞う前に墓石に溜まった水が蒸発したり、流れ出てしてしまうので、あまり水垢は着かないのです。」

「最近の墓石は水が溜まらないよう水垂れ加工をしているのは水垢を防止する為なのです。」

「なるほど!」

「晴れた日に水をかけるという行為は」

「汚れよ付け!」

「と言う事と同じなのです」

「正確に言うと、水をかけて洗ってもいいですが、最後に水をキレイに拭き取る」

「水分を無くす事が大事なのですね。」

石塔が目地割れしても水垢が

これと同じ原理でわかり易い事例があります。

それは石塔目地が割れて目地間に水が入り込んでいる石塔があります。

この目地割れしたお石塔も水垢になりやすいのです。

雨の日割れた目地の間に水が入り込みます

その入りこんだ水は目地の間にいつまでも留まり

振動や風などで石塔がちょっとかたむくと

ちょろっと出てきます。

これが晴れている時に水をかけるのと同じことになり水垢となる原因なのです。

今度お参りに行ったときでも周りを良く見てみて下さい。

目地割れしているお石塔は水垢がひどい所が多いのがわかるかと思います。

墓石の水垢は取るではなくまずは付けないことから

指差し
墓石の水垢を検索しますと大抵は

水垢を落とす方法はこれだ!

みたいな物ばかりで水垢を落とす事ばかりですが、そもそもまずは水垢になる原因を知るべきなのです。

間違った方法でお手入れした結果、逆に水垢を付着させる原因を作っているのです。

水垢を着けない為には

墓石に水をかけてもいいですが、最後には必ず水分を拭き取る

これが水垢防止の最大の方法です。

そして目地が割れている場合は石屋さんに修理依頼しましょう。

目地には石を接着させる作用と水の侵入を防ぐ役割があります。

水垢防止にもなりますので、早めに修理しましょう。

墓石の目地直しに関する記事ですのでご覧ください。

そして何度も言いますが、墓石の掃除には一番雑巾が好ましいのです。

クエン酸とかなんとか液とかが必要になることがないよう、定期的にお参りし雑巾だけで汚れが落ちるよう出来るだけこまめにお参りに行きましょう。

お墓のお掃除に関する記事もどうぞご覧ください。

以上がこの記事で伝えたかったこととなります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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